【GX推進法成立】脱炭素と経済成長のキーワードを解説 『1冊でわかるGX グリーントランスフォーメーション』を 6月17日に発売
株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 瀬津要)は、2023 年6月17日にPHPビジネス新書『1冊でわかるGX グリーントランスフォーメーション』(内山 力 著/税込 1,155円)https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-85466-3。、「GX」について、早くから各企業でコンサルタントとして指導を行なっている著者が、わかりやすくコンパクトに解説します。を発売しました岸田政権が経済政策の中心と位置づけ製造業からサービス業まであらゆる分野で注目されている
◆経済界が期待「GXは成長のチャンス」
グリーントランスフォーメーション(GX)について、日本は2050年にカーボン・ニュートラルを実現することを国際的に約束しており、そのための技術革新が求められています。岸田政権も「新しい資本主義」で「GX」への投資を政策の柱として掲げ、5月12日にはGX推進法を成立させるなど、企業のGX事業を積極的に支援する姿勢を示しています。
さらに、投資において「環境ビジネス」「社会利益」を指標とするESG投資(環境Environment、社会Social、ガバナンスGovernance)が拡がりを見せています。
この政策の後押しとESG投資のトレンド化から、国内の経済界でも「GXは成長のチャンス」というムードが生まれています。
◆GXを概念から実践まで解説&ESG投資の入門書としても
一方で、企業ではGXを事業に落とし込むにあたり「何を」「どのように」進めたらよいか、「GX」についての[共通言語]のないまま議論が進んでいるケースも多く見られます。著者の内山氏は、NECやハウス食品、コカ・コーラ ボトラーなど数々の著名企業の変革に携わっています。なかでも、アズビルや高砂熱学工業では、GXやソーシャルビジネスに関するセミナーも実施するGXコンサルの先駆者です。本書は、「言葉は聞いたことがあるけれど、いまひとつピンとこない」という多くのビジネスパーソンへ向けて、話題のワード「GX」の概念から実践までを徹底解説。またESG投資の基礎知識も詰まった一冊として発刊します。
【本書の構成】
chapter1――GXの基礎知識
そもそも、なぜ今GXなのか?
GXによって分割される世界
日本のエネルギーソリューションにGXのヒントがある ほか
chapter2――GXにおけるビジネスモデル「ソーシャルビジネス」についての説明
日本的ソーシャルビジネスの前身「公共事業」
海外からのソーシャルビジネスの提案
GXへのカネの流れをどう作るか? ほか
Chapter3――GXの進め方を5つの観点で解説
①GXのベースは変革と戦略フロー
②GXには「バリューチェーン」が必要
③グローバル化とGX――競争から協調へ
④「働き方改革」からGXが生まれる
⑤GXとDXはセットである ほか
◆著者プロフィール
内山 力(うちやま つとむ)
MCシステム研究所代表
79年 東京工業大学理学部情報科学科卒。同年、日本ビジネスコンサルタント(現 日立システムズ)入社。90年、日立情報システムズを退社し、コンサルタントとして独立。94年、MCシステム研究所を設立し、代表取締役に就任。システムやITに精通。著書に『微分・積分を知らずに経営を語るな』(PHP新書)など。
【書誌情報】
タイトル:1冊でわかるGX グリーントランスフォーメーション
著:内山 力
判型・製本:新書判並製
ページ数:256ページ
定価:1,155円(税込)
発売日:2023年6月17日
ISBN:978-4-569-85466-3
発売元:株式会社PHP研究所
https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-85466-3