なら近大農法を用いて近大生が育てた「近大ICTイチゴ」使用 人気洋菓子店とコラボしたオリジナルスイーツを期間・数量限定で販売

近大ICTイチゴを使用した、「イチゴのタルト」(左)と「イチゴのクロワッサン」(右)
近大ICTイチゴを使用した、「イチゴのタルト」(左)と「イチゴのクロワッサン」(右)

近畿大学農学部(奈良県奈良市)は、人気洋菓子店シェ・アオタニ(大阪府東大阪市)と共同で、学生が「なら近大農法(ICT農法)」で栽培した「近大ICTイチゴ」を使用したオリジナルのケーキ、クロワッサン、ジェラートを企画しました。「幸せを運ぶイチゴケーキ」シリーズの第2弾として、令和6年(2024年)2月16日(金)から期間・数量限定で販売します。

【本件のポイント】
●ICTを活用して栽培した「近大ICTイチゴ」使用のオリジナルスイーツを期間限定で販売
●「近大ICTイチゴ」は、農学部キャンパス内のICT設置温室で農学部生が栽培
●人気洋菓子店と商品開発を行うことによって、学生が農業の6次産業化を「実学」で学ぶ

【本件の内容】
農業初心者でも容易に栽培管理が可能となる「なら近大農法(ICT農法)」によって農学部の学生が栽培した「近大ICTイチゴ」を用いた「幸せを運ぶイチゴケーキ」シリーズの第2弾です。スイーツ3種類は農学部生がデザインを考え、それに基づいてプロのパティシエが商品化しました。
イチゴのタルトは、さっくり、しっとり焼き上げたタルトに「近大ICTイチゴ」をふんだんに使った、たいへん贅沢な逸品です。イチゴのクロワッサンは、発酵バターを折り込んだサクサクのクロワッサンにカスタードクリーム、イチゴソース、そして「近大ICTイチゴ」をトッピングしました。イチゴのジェラートは、イチゴの甘さと酸味のバランスが絶妙なジェラートに「近大ICTイチゴ」をたっぷりとのせ、追いイチゴソースで美味しさを引き立てています。いずれも人工着色料、香料は一切不使用で、イチゴそのものの味を満喫できます。
有名洋菓子店と商品開発を行うことによって、学生が農業の6次産業化を「実学」で学ぶ取り組みです。

【販売概要】
販売開始:令和6年(2024年)2月16日(金)9:30開店
     ※販売期間は約10日間を予定しています。
     ※ジェラートのみ、23日から25日までの販売です。
     ※イチゴの収穫量により、1日あたりの販売個数が変更となる場合があります。

販売店舗:シェ・アオタニ(大阪府東大阪市西石切町1-5-37 ベルデ石きり1F)
     (近鉄けいはんな線「新石切駅」から徒歩約5分)
お問合せ:シェ・アオタニ TEL(072)982-7546

【商品詳細】
商品名 :近大ICTイチゴのタルト
販売価格:680円(税込)
販売個数:1日40個限定(予定)

商品名 :近大ICTイチゴのクロワッサン
販売価格:480円(税込)
販売個数:1日30個限定(予定)

商品名 :近大ICTイチゴのジェラート
販売価格:650円(税込)
販売個数:1日50個限定(予定)

【なら近大農法(ICT農法)】
近畿大学農学部は、少子高齢化に伴う農業従事者の減少や、「休耕地」や「耕作放棄地」が増加といった社会問題を解決するため、奈良県と連携して「農の入口」モデル事業を展開し、「なら近大農法(ICT農法)」を利用した栽培管理方法の確立を目指しています。
一般的に、農業は個人の経験や勘に頼ることが多く、所得確保の不安定さが問題とされていますが、農作物の栽培に必要な温度調整などの管理機能にICT(情報通信技術)を取り入れ、農作業の自動化を実現する「ICT農法」を導入することにより、農業初心者でも容易に栽培管理することが可能となります。平成29年度(2017年度)から、農学部農業生産科学科(アグリ技術革新研究所兼務)教授 野々村照雄が中心となり、奈良キャンパス内にある最新のICT設置温室で、農学部生とともに「なら近大農法」を用いて「近大ICTメロン」を栽培してきました。また、令和3年(2021年)9月からは、「近大ICTイチゴ」の栽培にも取り組んでいます。

【関連リンク】
農学部
https://www.kindai.ac.jp/agriculture/


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