「話し方」「ファシリテーション」「しぐさ」対面/オンラインでの就活に役立つ3冊
~作家のエージェント会社 アップルシード・エージェンシーの本~
6月も半ばになり、就職活動が本格化しています。コロナ禍での就職戦線も2年目となり、採用側、受験側ともにオンラインでの面接も定着しつつあります。
話し方、グループディスカッション時のファシリテーション、面接等でのしぐさについてなど、就職活動に役立つビジネス書をご紹介します。
『仕事ができる人の話し方』 (青春出版社) 阿隅和美 著
NHKや民放で20年近くテレビキャスターをしてきた経験から、ビジネスパーソンに「話し方」講座をしている著者が、オンライン/対面どちらにも使える「話し方」130パターンを収録した本書。
オンラインでの採用面接のポイントとして挙げているのは
・オンライン面接は、実績など数字は履歴書でアピール、人間力は話し方でアピール。
・対面の3割増しを意識して、話し方のトーンを明るく、活舌を良くし、抑揚をつけて話すこと
です。
本書では「採用面接での自己PR」シナリオも収録しています。
『ゼロから学べる!ファシリテーション超技術』(かんき出版)園部浩司著
「ストアカ」の人気講師がまとめた仕事の問題解決の仕方、メンバーの意見の引き出し方、合意形成の仕方、上手なオンライン会議の進め方など、生産的な会議のやり方についてのノウハウがつまった1冊。
就職活動時、オンラインや対面で行われるグループディスカッションでは初対面の人と与えられたテーマに基づいて議論をしなければなりません。そんな時に「ファシリテーション」についてポイントを理解していると役立ちます。
『仕事のしぐさ図鑑』(ダイヤモンド社)荒木シゲル著
イギリスでパントマイム・アーティスト、俳優として活動した著者が、手や顔のパーツなど、身体の動かし方で相手に伝える技術をイラストでわかりやすくまとめた本書。
就職活動で使えるのは「プレゼンで説得力を感じさせる手の位置」や
「グー」と「パー」の使い分けなど。
オンライン面接では、特に眉や口など顔のパーツの動かし方も重要になります。