「ビル再生100の物語」審査の極意 その3

ビル再生100の物語 第39話(3)

テナワンでは、これまで多くのビルの空室対策や賃貸運営を行ってきました。

それぞれの問題を解決してきたビル再生の事例を「100の物語」としてこれから公開していきます。

テナワンの審査手法をぎりぎりまで公開します。

申込書や会社概要と実態がかけ離れているかどうかは、昔はなかなか調べることが難しかったですが、最近はインターネットでかなりの情報がわかるようになりました。

最終的には、現地に足を運ぶことで、安心感を得られます。

本社や自宅等の確認

最近は、グーグルのMAP機能で、建物外観などが確認できるようになったので、現地に行かずとも、けっこう詳しくわかります。看板や表札が判別できることも多く、遠方[地方や海外]の連帯保証人宅などを確認するのに、当社も利用しています。

当社で審査を断った事例では、地図検索すると風俗街の真ん中だったり、本社所在地が明らかに利用されていない郊外の倉庫だったケースなどです。

近隣[当社の場合は都心5区など]に事務所や自宅がある場合は、なるべく現地に行くようにしています。

本当に会社がその場所に存在しているのか、違う会社ではないか、外観上、申込みの用途と違う商売をしていないか、申込みの会社規模と一致しているかなど、現地に行くと分かることがたくさんあります。

現地に行ってからお客様に対応すると、お客様のプロフィールや移転の背景が鮮明になり、質問もより具体的な内容になります。

前述のようなケースでは、質問しても答えに窮したり、明らかにごまかす場合があり、こちらの調査に対して不用意なことがわかることが多いです。

1.本社所在地、関連会社、主要な営業所所在地、連帯保証人の自宅などの住所をグーグル検索

2.ストリートビューを確認。

3.近隣の場合は、直接住所に行ってみる。

AIが記事を作成しています