マクニカ、Ohalo社の非構造化データ可視化ソリューションの取り扱いを開始
~生成AIを活用したデータの自動分類により、企業のデータガバナンス強化を支援~
株式会社マクニカ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:原 一将、以下マクニカ)は、Ohalo Ltd.(オハロ、本社:イギリス ロンドン、CEO:Kyle DuPont、以下Ohalo社)の非構造化データ可視化ソリューション「Data X-Ray」の日本国内における販売*1を本日開始いたします。
■背景
DX推進によるデータ量の増加や、クラウド利用の普及に伴うデータ保管方法の多様化により、データの管理・保護が難しくなる一方、内部不正やクラウドサービスからの情報流出など、データの漏洩リスクは日々増加の一途を辿っています。
データの中でも企業データ全体の80%以上を占めるのが、ファイルやメール等の「非構造化データ」です。データベース内に保管され特定のアプリケーション経由でのみアクセス可能な構造化データとは対照的に、非構造化データは誰でも容易にデータの作成や移動が可能であるため、「どこに機密データがあるのかを可視化できていない」、そしてそれ故に「守るべき機密データに対して適切なセキュリティを担保できていない」という問題を引き起こします。
■Data X-Rayの概要
Data X-Rayは以下の機能により、様々なデータソースに散在するファイルを可視化・保護します。
① 未知のデータの発見
複数のデータ保管環境(各種SaaS/IaaS/オンプレミスファイルサーバ等)に対して一括でスキャンを実行し、全てのファイルの情報を取得することで、セキュリティ管理者が認識していない機密データの存在をあぶり出します。また、従業員氏名や取引先社名といった特定の情報を含むファイルを一括検索することも可能です。
② AIによるデータの自動分類 (AI Auto Classification)
スキャンにより発見したファイルに対して、生成AI(大規模言語モデル)を活用して契約書、請求書、企画書といったファイルの分類・タグ付けを行います。従来製品ではデータ分類のために複雑な正規表現や辞書データの作りこみが必要であったり、日本語対応が不十分であったりと、実用面で様々な課題がありましたが、Data X-RayのAI Auto Classification機能はこれらの課題を解消し、簡単かつ高精度にデータの分類が可能です。従来通り、正規表現や辞書データによる分類も可能です。
③ ファイルアクティビティの監視
機密データを含むファイルへのアクセスや書き換えといったファイルアクティビティを監視し、セキュリティポリシーやコンプライアンスに反するデータ利用を可視化します。
マクニカはData X-Rayの提供を通じて、日本企業におけるデータ活用の推進とセキュリティの強化を支援してまいります。
*1:Ohalo社とImpervaとのパートナープログラムに基づき、Imperva製品の国内代理店である弊社がImperva製品としてData X-Rayを販売いたします。
【製品の詳細はこちら】
URL:https://www.macnica.co.jp/business/security/manufacturers/ohalo/index.html
【製品に関するお問合せ先はこちら】
株式会社マクニカ Ohalo製品担当
TEL:045-476-2010
E-mail:ohalo-info@macnica.co.jp
※本文中に記載の社名及び製品名は、株式会社マクニカおよび各社の商標または登録商標です。
※ニュースリリースに掲載されている情報(製品価格、仕様等を含む)は、発表日現在の情報です。 その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご承知ください。
Ohalo Ltd. について
Ohalo社は2017年にイギリスで設立された、非構造化データインテリジェンスのリーディングカンパニーです。正確なデータの発見・分類や機密情報の匿名化により、Data X-Rayは企業の社会的信用や顧客ロイヤルティの維持、ストレージコストの削減、データライフサイクル全体にわたる非構造化データの完全な保護に貢献します。
株式会社マクニカについて
マクニカは、半導体、サイバーセキュリティをコアとして、最新のテクノロジーをトータルに取り扱う、サービス・ソリューションカンパニーです。世界23か国/地域81拠点で事業を展開、50年以上の歴史の中で培った技術力とグローバルネットワークを活かし、AIやIoT、自動運転など最先端技術の発掘・提案・実装を手掛けています。
マクニカについて:www.macnica.co.jp