「ビル再生100の物語」「リニューアル済みオフィス」では魅力は伝わらない。

ビル再生100の物語 第70話

テナワンでは、これまで多くのビルの空室対策や賃貸運営を行ってきました。

それぞれの問題を解決してきたビル再生の事例を「100の物語」としてこれから公開していきます。

素敵なコンセプトでリノベーションしたお部屋。せっかくなら部屋のコンセプトを大事に、しかも素敵にPRしたい。

フルスケルトンでのリノベーション。

三田にある40㎡のオフィス。
築40年以上経過し、内装や間取りの古い3室を思い切ってフルスケルトンでリノベーションすることになりました。

三田にあるオフィス

「居心地の良いオフィス」というコンセプトで、リノベーション。インテリアは女性コーディネーターを起用し、「自宅のリビングのような雰囲気に、温かみのある照明、遊び心のあるデザイン、トイレ・洗面などの水回りの居心地の良さ」といった女性ならではの視点で「居心地」を表現しました。

壁の一面にはアクセントウオールで遊び心を演出、床材は素材の良さが心地よい無垢のフローリングを贅沢に使いました。

プロ写真家に依頼して竣工写真を撮影。

竣工後、プロの写真家に依頼して、竣工写真を撮影しました。

最近はネット上で依頼を請けるリーズナブルな写真家もいて、今回は1室3万円程度でした。

効果は絶大で、主にウェブサイトで募集を行う仲介業者には好評でした。管理担当者が撮影した写真からプロの写真に紹介写真を差し替えた途端に問合せが増えた、という話も聞くほどです。

せっかく高額な投資をして工事した部屋。数万円かけてもPR用の写真にこだわった方が投資効果がより上がるはずです。

部屋のテーマが伝わるワークショップを開催。

竣工後の内覧会では、今回起用した女性コーディネーターがアロマの知識が豊富で講師業などもしていることから、ワークショップの講師としても協力を依頼。

来場者向けに、オフィスでも自宅でも使える『エアフレッシュナー』をつくる15分ほどのワークショップを開催しました。

スプレーでシュッとひと吹きする事で、それぞれ「集中力アップ」「リフレッシュ」「リラックス」のそれぞれの効果が得られるエアフレッシュナーの中からひとつ選んでその場で手作りできます。

また、内覧会当日、室内をフラワーと香り(アロマディフューザー)で演出。居心地の良いオフィスライフを体感する事が出来るようにしました。

女性来場者には大変好評で、募集室の内覧よりもワークショップが目的で来場する方もいるほど。ビル内のテナントの女性社員も飛び入り参加するなど、温かい雰囲気で開催することができました。

リノベーションは高額な投資や関わる人の知恵が集中する大事な機会です。その努力が正しく、より多くの人に伝わるようPRしなければいけないのです。


始めて読まれる方に

中小築古ビルのオーナーを対象に空室対策を実戦的に解説した空室対策技術集を無料配布してします。

これまで、東京都心の中小型ビルが検討客を集められない4つの原因へ対応する考え方として、リーシングマネジメントという考え方が大切だとご説明しました。

リーシングマネジメントの基本的な考え方は、

「打点(空室を埋めること)は、打席数(認知度を上げること)×打率(決まりやすい条件やウリ)に比例する。」

です。

弊社での空室対策の事例やオーナーさんの声など、テナワンのHPにて詳しくご覧いただけます!


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