【界 遠州】~職人、生産者と行うご当地文化体験「手業(てわざ)のひととき」春~自然の恵みをまるごと感じる新茶摘みと製茶体験|期間:2021年5月27日~6月28日
星野リゾートが全国に展開する温泉旅館ブランド「界」は、地域の文化を継承する職人や作家、生産者の方々と連携し、宿泊者がその希少な技を間近で見たり、一緒に行うことができるご当地文化体験を「手業(てわざ)のひととき」と題して提供しています。「その地域、その季節ならではのおもてなし」にこだわってきた界が提供する集大成ともいえる文化体験で、春夏秋冬、各季節4施設ずつ実施予定です。
皮切りとなる春は界 遠州が連携する「まるたま製茶」にて旬を迎える一番茶の茶摘みを行い、収穫したお茶を丁寧に揉み込み、仕上げたお茶を味わいます。
「手業のひととき」とは
地域の文化を継承する職人や作家、生産者の方々と連携し、宿泊者がその希少な技を間近で見たり、一緒に行うことができるご当地文化体験です。
ブランド発足以来、「その地域、その季節ならではのおもてなし」を提供してきた「界」は、地域の職人や作家、生産者の方々から文化のルーツを詳しく教えてもらったり、丁寧な手仕事を間近で見せてもらう機会が多く、その度に発見があり、その地域に一層愛着を感じるという経験を重ねてきました。その経験を元に、宿泊者にもぜひ、地域の職人、作家、生産者とその技に触れ、より深く地域の魅力を感じて欲しいという想いで「手業のひととき」を界全施設で企画しています。
自然の恵みをまるごと感じる新茶摘みと一番茶体験
自然に優しいお茶づくりをモットーに、茶葉の栽培から製茶までを一貫して行う「まるたま製茶」の農園にお茶の新芽が出る初夏に赴き、茶摘み体験を行います。お茶のプロである茶師に指南を受けながら、柔らかい新芽を1つずつ手作業で摘み取り、丹念に揉み込み茶葉に仕上げます。完成したお茶は製茶店オリジナルの和菓子と共に味わうことができます。普段何気なく飲んでいるお茶が茶師の技により、様々な工程や丁寧な手仕事を経て作り上げられていることを知ることができます。
体験後も界 遠州でお茶をじっくり味わう
界 遠州に到着してからも、お茶の魅力をふんだんに体験することができます。まずは、茶葉が沢山入った籠が浮かぶ露天風呂でお茶の香りに癒されながらリラックス。その後、ご当地楽「新茶利き茶体験」で、夏や秋に収穫されたお茶と飲み比べながら新茶ならではの旨味や爽やかな若葉の香りを味わいます。
客室では「まるたま製茶」の複数の茶葉を使ったブレンド体験「合組(ごうぐみ)」を行います。やぶきた、さやまかおり、さえみどりの3種のお茶からお好みの配合でブレンドすることができ、お土産として持ち帰ることができます。茶摘みや製茶体験を振り返りながら、改めてお茶の味わい深さやその魅力を感じることができます。
「手業のひととき」を実施するお茶農園:「まるたま製茶」プロフィール
静岡県浜松市北区にある自園自製のお茶屋。“自分のこどもに自信をもってのませたいお茶づくり”を目指し、自然の恵みそのままに、除草剤を一切使わず、環境に負担をかけないお茶栽培を行っています。また、その茶葉を使って自社工場で深蒸し緑茶をメインに、ほうじ茶・玄米茶・和紅茶を製造しています。
「まるたま製茶」静岡県手揉み保存会 師範/茶業部長 鈴木 康之氏のコメント
茶の手揉みの製法は、静岡県指定無形文化財であり、現在の製茶機械の基となっている技術です。
蒸した茶葉を刻々と変化する状態に合わせて揉み方を変えながら、4~5時間かけて、針のような形状になるまで揉み上げる技術はまさに手業と呼ぶにふさわしいものです。
先人が工夫を重ね、洗練させ伝えてきた手揉みの技を見ているだけでも十分興味深いものですが、自分で直接お茶を揉んでみればさらに貴重な体験ができることと思います。
概要
■期間:2021年5月27日~6月28日の月、木曜日
■時間:宿泊初日 13:00~15:00
■場所:まるたま製茶 静岡県浜松市北区細江町中川7172-917(現地集合解散)
■料金:1名 9,000円(税込、宿泊費別)
■定員:1日1組(1組2~4名) *2名より実施
■受付:7日前までに下記専用ページから予約
*事前に宿泊予約が必要です
■予約・詳細:https://www.hoshinoresorts.com/sp/tewaza/
モデルスケジュール
13:00 「まるたま製茶」にて手業のひととき 新茶摘み、茶揉み、製茶体験
15:30 チェックイン
16:00 茶葉が入った籠が浮かぶ露天風呂で香りに癒されながら温泉入浴
16:50 ご当地楽「新茶利き茶体験」に参加
17:30 旬の食材を利用した会席料理
20:00 客室にて「まるたま製茶」の茶葉を使った合組(ブレンド)体験
20:45 お茶とお酒の組み合わせを楽しむ「おちゃけ 新茶×ジンの催し」参加
08:00 茶葉の保管に使われる木製の「茶箱」で提供する「茶箱朝食」
09:00 季節に合わせた朝限定のフレーバーを味わう「朝茶」
10:00 浜名湖を望む館内の茶畑にて「浜名湖茶摘み体操」でリフレッシュ
12:00 チェックアウト・合組した新茶をお土産に提供
<最高水準のコロナ対策宣言>
【1】衛生管理
星野リゾートでは、コロナ対策の一環として、お客様の健康と公衆衛生を考慮し、以下の対応を行っております。
・チェックイン時の検温実施
・通常の客室清掃に加え、ホテル館内のアルカリ電解水による清掃と拭き上げ
・館内各所に除菌用アルコールを設置
・全客室に手指消毒用アルコールを設置
・食事処入店時に全てのお客様へ手指のアルコール消毒を実施
・食器類(お皿、グラス)やカトラリーの高温洗浄(80度以上)、食事用トレイの除菌洗浄
・フロントにパネルやビニルシートなどのパーテーションを設置
・館内での接客業務の際にマスクを着用
・スタッフの健康と衛生面の管理徹底(出社前の検温と記録確認)
・湿度40%以上を保つ加湿器を全客室に設置(星のや東京、沖縄県内の施設を除く)
・レストランにおけるメニューのQRコード化(界ブランド全施設)
【2】3密回避
密閉、密集、密接の3つの「密」を回避する滞在を作るべく、以下の対応を行っております。
・大浴場の混雑度がスマートフォンで分かる3密の見える化および混雑予測サービス実施(一部)
・滞在中、混雑が確認された場所での、入所・入店規制
・半個室での食事処にて夕朝食の提供(界 *一部施設を除く)
・食事処の混雑状況を管理し、入店時間の分散化
・チェックアウトのフロント精算時に、入列規制を適宜実施
・客室でのチェックイン対応(星のや・界)
・パブリックスペースへのCO2(二酸化炭素)濃度測定器の配備
・自然換気、機械換気など、建物の設計にあわせた換気の徹底
関連資料:【星野リゾート】コロナ対策まとめ
星野リゾート 界 遠州
全室から浜名湖を望む温泉旅館。浜松伝統の遠州綿紬の設えを施したご当地ならでは客室や趣の異なる二つの大浴場、浜名湖名物のウナギをはじめ、旬の食材をふんだんに使った会席料理をご用意。毎夕開催のお茶を味わうプログラム「美茶楽」など、静岡ならではのお茶のおもてなしも魅力です。
浜松市西区舘山寺(かんざんじ)町399-1/客室数33室
https://kai-ryokan.jp/enshu/