テレダイン・レクロイ、 業界初のDisplayPort 2.1 ビデオアナライザ／ジェネレータ 「quantumdata M42de」を発表
～quantumdata M42deは、新しいDisplayPort 2.1仕様に対応した 包括的なテストを提供します～
プロトコルテストソリューションの世界的リーダーであるテレダイン・レクロイ(日本社名：テレダイン・ジャパン、所在地：東京都府中市、代表取締役： 原 直／はら ただし)は、新しくリリースされたDisplayPort 2.1仕様をサポートする「quantumdata M42de」を発表しました。
今回発表した新製品「quantumdata M42de」は、USB Type-Cと新しいDP80 フルサイズ DisplayPort コネクタを通してソースおよびシンクデバイスのテストをサポートする、フル機能の DisplayPort 2.1 ビデオアナライザ／ジェネレータです。業界初のDisplayPort 2.0 アナライザ／ジェネレータとして人気の高いquantumdata M42dの次世代製品であるM42deは、UHBR／HBRのリンクレイヤー、Adaptive Sync、LTTPR、EDID、DisplayIDのVESA DisplayPort 2.0コンプライアンステストオプションとCableIDやLTTPRエミュレーションなどの最新のDisplayPort 2.1機能を全てサポートしています。
DisplayPort 2.1規格では、アップグレードされたDP80 ケーブルおよびコネクタなどの機能強化が定義されており、シリコンおよびシステムOEMは、DisplayPortフルサイズコネクタで20Gb/sのレーンレートをフルサポートして全体として80Gb/sの総帯域幅に対応できるようになっています。
CableIDは、UHBR互換ケーブルで接続されていることを自動的に検出し、DisplayPortソースおよびシンクデバイスをより速くリンクアップできるように設計されています。
また、アクティブ・リタイマー仕様の追加更新により、DisplayPort 2.1デバイスをUSB4アクティブ・ケーブル・エコシステムと整合させることができるようになりました。
DisplayPort規格とコンプライアンス・ロゴ・プログラムを開発・管理するVideo Electronics Standards Association(VESA)のエグゼクティブディレクターであるBill Lempesis氏は、次のように述べています。
「テレダイン・レクロイ社のDisplayPort 2.1仕様の早期サポートにより、早期採用企業は最新の拡張機能のテストを開始し、DisplayPortユーザーが期待する高いレベルの相互運用性を確保できるようになりました。我々は、VESAの新しい仕様をより広い市場に迅速に展開するために、テレダイン・レクロイ社のようなテスト機器ベンダーからのサポートに感謝しています。」
「quantumdata M42de」は、新しいDP80 コネクタを通してUHBR20までの全てのレーンレートでVESA DisplayPort 2.1 リンクレイヤーテストを実行するように設計されており、DisplayPort開発者のコミュニティにとって重要なテスト要件を満たすとともに、一連のDisplayPort 2.1 コンプライアンステストの基礎を確立します。
「quantumdata M42de」は、前モデルと同様に、テレダイン・レクロイの最先端のT.A.P.4(TM)技術に基づくPassive Probingオプションを内蔵し、USB Type-CおよびフルサイズのDisplayPort 2.1ケーブルを介して実際のソースおよびシンクデバイス間のAuxチャネルとメインリンクの非侵入型のモニタリングを可能にします。
さらに、「quantumdata M42de」は、DisplayPort over USB Type-CアプリケーションのPower Delivery 3.1 Extended Power Range(EPR)電圧レベルにも対応しているため、VBUS上の高電圧(最大48V)で動作するDisplayPort Altモードデバイスのテストに使用することも可能です。
quantumdata M42deに関する詳細情報
本プレスリリース
Teledyne LeCroy Inc.について
ニューヨーク州チェストナットリッジに本社を置く、Teledyne LeCroy Inc.(テレダイン・レクロイ)は、性能検証、コンプライアンス試験、複雑な電子システムのデバッグを迅速かつ高精度に行うための先進的なオシロスコープ、プロトコル・アナライザ、その他のテスト機器を製造・販売するリーディングカンパニーです。1964年の創業以来、当社は「Time-to-Insight」を向上させる革新的な製品に強力なツールを組み込むことに注力してきました。解析結果を得るまでの時間を短縮することで、ユーザーは複雑な電子システムの欠陥を迅速に発見して修正することができ、様々なアプリケーションや製品の市場投入までの時間を劇的に短縮することができます。詳細は、( https://teledynelecroy.com )をご覧ください。
※)本リリースはテレダイン・レクロイ米国本社リリースの抄訳です。
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