「庭の宿シリーズ」で地域との関わりに想いを馳せる 一棟貸切の庭付き保養所サービス「カクレバ」の紹介映像が公開 岐阜県高山市、兵庫県朝来市、神河町で 日本の風景とともに過ごす貴重体験の促進へ
株式会社CREED PRO(大阪市中央区)のクリエイターチームが、一棟貸切の庭付き保養所の新しいサービス「カクレバ」の紹介映像を制作しました。「カクレバ」は、過疎地などにある古民家や空き地を活用して、企業向けの保養所などで活用してもらう会員制のサービスで、全国で5つの施設(2024年7月現在)があり、神戸市中央区に本社を置く株式会社デザインクラブが運営しています。
またそれぞれの施設は、「庭の宿シリーズ」としても展開。個人からの予約も受け付けているため、多くのお客様に活用されています。
カクレバ ホームページ: https://kakureba.com
「カクレバ」を運営する株式会社デザインクラブは、「庭の宿シリーズ」を通じて、各地域への貢献を果たしたいとの想いがあり、清掃や運営などの業務をすべて地元の皆様に委託するなどの取組みを行い、自治体とも包括連携協定を締結しています。
株式会社デザインクラブ ホームページ: https://designclub.co.jp
このため新しい紹介映像では「地域との関わり」を主なテーマにあげて制作に取組みました。
それぞれの施設では、単に宿泊するだけでなく、周辺の名所を散策したり、史跡をめぐり歴史に想いを馳せるなど、都会では体験できない地域での日常を実感していただくコンセプトを重視しました。
撮影・編集チームには、若い世代の視点を生かすため、Z世代のクリエイターと連携。老若男女問わずに楽しめるコンテンツを目指しました。制作した映像は5パターンで、それぞれの施設に応じた特色をクローズアップしています。
「トロッコと銀の庭」 兵庫県朝来市生野町口銀谷字472
映像の見どころ
2024年5月にオープンした最新の施設。史跡として知られる生野銀山が近くにあり、「トロッコ」「銀」が紡いできた歴史を実感できる。撮影取材はオープン直前の3月に実施したため、周辺地域のうっすら雪景色も楽しめる。別途制作のコンテンツでは内観をしっかりと紹介しているため、合わせて視聴いただければ、施設の魅力が実感できる。
「星と風の庭」 兵庫県神崎郡神河町南小田1015-2
映像の見どころ
自然豊かな里山にひっそりと佇む施設。最大で16名まで宿泊可能で、BBQなども楽しめる大きな駐車スペースもあります。夏には蛍、冬にはスキーも楽しめるなど、四季それぞれで異なる魅力があります。カクレバ会員のみが使える2階のスペースにはハンモックがあり、眺望も抜群。周辺にある「銀の馬車道」では古い街並みを楽しみながらの散策風景も見どころです。
施設詳細URL: https://kakureba.com/facilities/srarwind/
「草の庭」 岐阜県高山市桜町125
映像の見どころ
株式会社デザインクラブが「庭の宿シリーズ」として手掛けるきっかけとなった古民家。風情が残る庭の風景や、古民家のよさを残しつつも過ごしやすさを加えた居間、清潔感あふれる水回りなども特徴。中庭を囲む形で、どの部屋からも回廊を通して庭を鑑賞できます。また高山の市街地からやや離れた場所にあり、施設に向かう道すがらの風景も見どころのひとつです。
施設詳細URL: https://kakureba.com/facilities/kusanoniwa/
「紀文の庭」 岐阜県高山市大新町1-48
映像の見どころ
元々は蕎麦屋として活用されていた古民家を再利用。施設内は長屋式になっていて、女子会など仲間同士で楽しめる広々としたスペースの様子も実感。施設を入ってすぐにある囲炉裏も特徴の一つとなっています。重要文化財や日本遺産構成文化財などの施設も並び、伝統的建造物群保存地区に位置している風景も見どころです。
施設詳細URL: https://kakureba.com/facilities/kibunnoniwa/
「櫟の庭」 岐阜県高山市本町4-70-1
映像の見どころ
高山にある3つの施設の中では、唯一の2階建て。プライベート空間も確保されているため、2世帯での利用などに適している点も紹介。ところどころにある置物は、元々の所有者が使っていた思い入れのある逸品もあり、高山での暮らしに想いをめぐらせることができます。また「壮大な祭り」や「朝市」などで知られる高山の楽しみ方もリポート。醤油ベースのみたらし団子や、人気の肉寿司なども見どころのひとつです。
施設詳細URL: https://kakureba.com/facilities/ichiinoniwa/
出演
株式会社デザインクラブ 西崎未来さん 山中三希さん
制作体制
プロデューサー : 増田尚志(株式会社CREED PRO/CMO
ブランディング広報PRコンサルタント)
撮影・編集・インタビュー: 松本紗季(Z世代クリエイター)
撮影・編集 : 藤原日向(Z世代クリエイター)
編集・音楽 : クリエイターTK
ドローン撮影 : 大野尚志・松井喜雄
語り : 竹房敦司
■カクレバとは https://kakureba.com
「カクレバ」とは過疎地にある古民家や空き地を活用し誕生した、全く新しいタイプの保養所です。一棟貸切で、庭付きの宿に集い、利用します。法人契約すると、兵庫県、岐阜県にあるすべての「カクレバ」施設を利用できます。
現在は、67の企業様(団体含む)にご入会いただいております。
「カクレバ」は兵庫県神河町、生野町、そして岐阜県高山市といずれも人口減や過疎に悩む地方に位置しています。都会を離れ、自然豊かな“里山”という「懐かしさ」と「非日常性」を併せ持つ空間に社員が集い、寝食をともにし語り合う時間を重ねます。
コロナ禍を期にリモートワークが普及しています。また世代間の価値観の隔たりはますます広がってきています。また法令遵守は当然なのですが、「パワハラ」などに過度に神経質になるあまり、後輩や部下との深いコミュニケーションや、いわゆる「飲みニケーション」も失われつつあります。
こうした企業内の、日常のコミュニケーションの制約を「一気に」打ち破るきっかけになるのが、この「カクレバ」なのです。
会議室では生まれない、「現状の壁」を打ち壊すためのアイデアを出し合ったり、酒を酌み交わしながら、普段は打ち明けられない本音を語り合ったりすることで、チームの結束を強くします。
日常のなかに「非日常」を取り入れることで、職場のコミュニケーションを「進(深)化」させ、組織の活性化を実現するための新型保養所です。
「カクレバ」が実現する過疎地の活性化
「カクレバ」は一般的な宿泊施設と異なり、食事を提供する機能を有していません。滞在者は食料を持参することもできますし、近隣の飲食店にケータリングを依頼するなど、地元の食材を楽しむことが出来ます。
持参以外のいずれの方法でも滞在者は地元の人たちと接することになり、地元の店にお金を落とすことになるので、地域経済の活性化につながります。
また「カクレバ」の清掃、リネンの取り替え、ゴミの廃棄といった維持運営に関わる業務はすべて地元住民の方々に委託し、ご協力いただいております。
このような「カクレバ」の取組みは、神河町、そして朝来市いくの地域自治協議会も支持、包括連携協定を交わし、地域と共に発展をしていく取組みとなっています。
■株式会社デザインクラブ https://designclub.co.jp
代表取締役社長:小川千賀子
本社 :神戸市中央区京町76-2 明海三宮第2ビル 8F
代表の小川千賀子はリクルート、そのグループ会社のリクルートコスモス(現コスモスイニシア)でマンションなどのインテリアデザインを担当。1998年に独立し、マンションやホテルのインテリアデザインを手がけるデザインクラブを創業。創業の際に兵庫県の外郭団体・公益財団法人ひょうご産業活性化センターからの出資を受ける。ドーミーイン、日本有数の大手ホテルチェーンのデザインを手がける。
代表の小川が出身地の倉敷市の村部、そして出張で地方の衰退を目にしたこと、そしてコロナ禍を期にしたリモートワークの普及、価値観の多様化などで、社内のコミュニケーションが希薄になる企業が数多く存在していることを知ったことから、過疎の地方と都会の組織を“同時に”活性化する新型保養所「カクレバ」の構想を思い立つ。
従業員の9割が女性で、出退勤自由、リモートワーク、専門職採用などをいちはやく取り入れ子育てしながら働くことができる「女性が働きやすい職場」の実現にも注力している。代表・小川の著書「99%失敗しない 65歳からの理想のリフォーム&家づくり」(日本文芸社)など。