食器回収や店舗に回収ボックス設置で累計で51万tの資源物を回収 回収した資源は子育て支援に還元

 生活協同組合コープさっぽろ(以下、コープさっぽろ)では、店舗や宅配システムトドックで組合員さんからダンボールやチラシなどの資源を回収しています。2024年度(2024年3月21日~2025年3月20日)の回収実績は33,450t(トン)となり、これは21,616tのCO2削減に相当します。また2008年からの累計では511,968t、270,680tのCO2削減相当になりました。

 回収された資源は、コープさっぽろエコセンター(以下、エコセンター)で処理されます。エコセンターでは、ダンボールやチラシ・新聞紙・紙パック・トレイ・発泡スチロール・天ぷら油(廃食油)・アルミ缶・スチール缶・古着等を回収・処理しています。昨年6月からは新たに食器・調理器具の回収を開始いたしました。回収は資源回収便が運行する地域に限られますが、集められた食器や調理器具はエコセンターを経由してカンボジアへ送り、リユースショップに並びます。6月からの開始でしたが、2024年度だけで154tを回収し、食器・調理器具の回収だけで300万円を超える実績となりました。
 また、昨年10月からは古紙回収ボックス(トドックエコサイクルボックス)の設置を開始しました。店舗の敷地にボックスを設置し、ダンボールなどの古紙類の回収を行っています。現在は全道で15店舗に設置しています。2024年度は合計で33,450tの資源物を回収しており、約5.1億円の売上実績となります。

 コープさっぽろでは、今後も「北海道で生きることを誇りと喜びにする」を理念に、人と人、人と食、人と未来をつなぐ事業を行ってまいります。

■エコセンターの資源回収量(2024年実績、単位:t)
 ダンボール:16,353
 週刊トドック・チラシ:13,293
 古着・古布:1,208
 新聞紙:595
 天ぷら油(廃食油):640
 トレイ・発砲スチロール:275
 紙パック:261
 内袋(トドック配達時に使用):115
 ペットボトル:158                       
 アルミ缶・スチール缶:95
 食器・調理器具:154

食器・調理器具の回収
トドックエコサイクルボックス

■リサイクルの収益が原資となっている子育て支援
・えほんがトドック                                       
1〜2歳のお子さま、またはお孫さんのいるコープさっぽろ組合員世帯を対象に、合計8冊の絵本をプレゼントする取り組み。2010年に開始し、2024年までに累計64万冊を配布しました。(※2023年4月から8冊に変更、2023年3月までは4冊を配布)

・えほんワクワクキャラバン
北海道内の保育園や幼稚園、子育て支援センターなどの施設に無償で伺い、子どもたちに「絵本の楽しさ」を知ってもらう取り組みです。2024年度は186園に訪問し、13,628名が参加しています。

・FCB・CCB(ファーストチャイルドボックス・コープチャイルドボックス)
2018年にスタートした、初めて出産を控えた妊婦さんへ、ベビー服やおむつなど約30点を無償でお届けする取り組みです。2019年からは第2子以降出産予定の組合員さんに「コープチャイルドボックス」をお届け。北海道で初となる取り組みでこれまでにFCB・CCB合わせて累計で81,420人の方にお届けしています。

親子のふれあいにつながるえほんがトドック
えほんワクワクキャラバン
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