リベラルアーツがどう有用なのか?Surfvoteで調査を実施。「自ら人生を切り拓くため」と考える人たちが39.2%いた一方、「学ぶこと自体を楽しむため」ととらえる人たちが23.5%いた。

多摩大学大学院客員教授の矢萩邦彦氏がSurfvoteで提起。リベラルアーツとは何か?現代社会ではどんな点で有用なのか?人生や学ぶことを前向きに進めるための知識や技術を考える人たちが多くいた。

SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)はこのたび、「現代日本においてリベラルアーツはどんな点で有用か?」というイシュー(課題)について1月31日に投票が終了しましたので結果をお知らせします。

現代日本においてリベラルアーツはどんな点で有用か?

近年リベラルアーツに注目が集まりつつあります。リベラルアーツとは、執筆者によると「自由になるための知識・技術」と定義されます。日本においては実践的ではない知識、あるいは専門外の知識として長らく軽視されてきましたが、コロナ禍での急速なDX化や、生成AIの実用化にともなって、柔軟な思考を持ち、スキルの転用や臨機応変な対応の基盤として汎用性の高いリベラルアーツが再評価されています。
一方で、雑学的な教養知識やコミュニケーションスキル、資産運用や不労所得などマネー関連に偏った知識をリベラルアーツと解釈する流れもあり、改めてリベラルアーツとは何なのかを捉え直す必要があります。この度、Surfvoteを通じてリベラルアーツはどんな点で有用かどうかについて調査を実施しました。

投票の詳細

イシュー(課題):現代日本においてリベラルアーツはどんな点で有用か?
https://surfvote.com/issues/teqbxd5ati3o 
調査主体:社会デザインプラットフォーム Surfvote(Webサービス)
調査対象:Surfvote上でアカウントを持つユーザー
調査方法:Surfvote上でアカウントを持つユーザーが投票
投票期間:2023年12月7日〜2024年1月31日
有効票数:51票

投票結果とコメントの紹介(一部抜粋・原文ママ)

自ら人生を切り拓く 39.2%

誰かに決められたり、周りに流されたりすることがなくなれば、今よりももっと生きやすく自由に生きていけると思います。

学ぶこと自体を楽しむ 23.5%

何かに縛られず、新しい形で学び、学ぶことへの楽しさと新たな発見をみつける。

生活の質的向上 11.8%

リベラルアーツは、いろんなことを学ぶことで、考える力や人間関係、自分自身の成長をサポートするんですよね。広い視野で物事を見る力がついてくれば、生活をより充実させる手助けになるはず。

ワークライフバランス 5.9%

就職や転職 9.8%

幅広く自分が好きなことを自由に学ぶことで就職の幅が広がったり今とは異なる職種につけたりする。

リスキリング 0% 不測の事態への対応 0% コミュニケーション 5.9%

意見を適切に伝えて理解し合うことが求められる現代社会においては、特に価値があると思うから。

社会貢献活動 0% 特に有用だとは思わない 0% その他 2% わからない 2%

リベラルアーツが具体的にどんなことなのかあまりイメージが湧かないので、どんな点で有用かが分かりません。

このイシューを執筆した 矢萩邦彦氏

知窓学舎塾長・教養の未来研究所代表・多摩大学大学院客員教授
教育・アート・ジャーナリズムの現場で「パラレルキャリア×プレイングマネージャ」としてのキャリアを積み、1つの専門分野では得にくい視点と技術の越境統合を探究するアルスコンビネーター。探究型学習・リベラルアーツ教育を25年以上現場で実践。2万人を超える直接指導経験を活かし、「すべての学習に教養と哲学を」をコンセプトに「探究×受験」を実践する統合型学習塾『知窓学舎』を運営。学校・民間を問わず出張授業・講演・研修・監修顧問などを行っている。近著に『子どもが「学びたくなる」育て方』(ダイヤモンド社)『正解のない教室』(朝日新聞出版)など。

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