コーポレートベンチャーキャピタルファンド 「阪急阪神イノベーションパートナーズ 投資事業有限責任組合」が モノの貸し借りアプリ『アリススタイル』を運営する 「ピーステックラボ」に出資しました
阪急阪神ホールディングスが2021年4月に設立したコーポレートベンチャーキャピタルファンド「阪急阪神イノベーションパートナーズ投資事業有限責任組合(以下「本ファンド」)」が、「ピーステックラボ」に出資しましたのでお知らせします。
(左)株式会社ピーステックラボ 代表取締役社長 村本 理恵子様
(右)阪急阪神ホールディングス株式会社 グループ開発室長 上田 靖
ピーステックラボ社は、独自のシェアリングプラットフォームを活用したモノの貸し借りアプリ『Alice.style(アリススタイル)』の開発・運営を行っています。同社は今後大きく成長することが見込まれているシェアリングエコノミー市場で事業を展開しており、2023年6月1日には、人気家電・美容家電などのレンタル商品を見て触れて借りることができる、同社初の常設店舗「Alice land(アリスランド)」を阪急大阪梅田駅にオープンいたしました。
当社では、「阪急阪神DXプロジェクト」に基づき、グループ共通ID「HH cross ID」で横断的に顧客データを統合し、当該データの蓄積・分析を行うことにより、One to Oneマーケティングや各事業間の相互送客を実現するなど、ロイヤルカスタマーの拡大に向けたさまざまな取組を推し進めています。今後は、ピーステックラボ社との協業を通じて、さまざまな事業領域で新たな付加価値の創出に取り組んでまいります。
阪急阪神ホールディングスグループでは、これからも本ファンドからの出資等を通じて、スタートアップ企業をはじめとする外部の優れた知見や先端技術を取り入れ、当社グループとの事業シナジーの創出や新しい事業の創造を推進してまいります。
株式会社ピーステックラボの概要
所在地
東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ8F
代表者
代表取締役社長 村本 理恵子
設立日
2016年6月23日
事業内容
シェアリングプラットフォームを活用したモノの貸し借りアプリ『アリススタイル』の開発・運営
特徴
個人間または企業と個人間でのモノの貸し借りを実現するシェアリングアプリ『アリススタイル』を開発・運営しています。このアプリでは、旅行用品や季節家電など使用時期が限られているモノのほか、高級家電や話題の最新家電をレンタルすることができます。
また、サブスクリプションモデルの『アリスプライム』は、800種類以上の商品が月額2,980円(税込)で自由にご利用いただける定額制シェアリングサービスで、月に何度でもお好きな商品を自由にお使いいただけます。
阪急阪神イノベーションパートナーズ投資事業有限責任組合の概要
ファンド名称
阪急阪神イノベーションパートナーズ投資事業有限責任組合
ファンド規模
30億円
設立日
2021年4月1日
運用期間
10年
運営会社
SBIインベストメント株式会社
主な投資領域
当社グループのDXプロジェクトに付随するもの
観光・インバウンドに付随するもの
新たなコンテンツ(エンタメ・旅行等)の開発に寄与するもの
生産性向上(業務効率化)に寄与するもの
中長期を見据えた新たな事業機会を開拓するもの
●ヘルスケア・ウェルビーイング
●生活関連サービス(当社グループが現時点で手掛けていない生活に関わるサービス)
●SDGs・沿線価値向上(沿線エリアにおける消費・移住・移動・雇用等の創出を通じた人口減少・高齢化対策、地域経済活性化等につながるサービス)
阪急阪神ホールディングス株式会社
グループ開発室長 上田 靖(うえだ やすし)
シェアリングサービスは、今後成長が見込まれる事業です。ピーステックラボ社は、この事業を主にインターネット上で展開されていますが、同社のサービスは「駅」との相性が良いと考えています。例えば、駅ナカ店舗やスマートロッカーを同社のサービス拠点の1つとして活用することにより、沿線のお客様が関心のあるモノを手軽に体験できる機会を創出するなど、より豊かな暮らしを提案することが可能となります。
今後も、お互いの価値観を共有しながら、阪急阪神ホールディングスグループが長年培ってきたビジネスモデルと、同社の有するシェアリングプラットフォームのノウハウを組み合わせることにより、お客様に新たなライフスタイルを提案していきたいと考えています。
阪急阪神ホールディングス株式会社 https://www.hankyu-hanshin.co.jp/
発行元:阪急阪神ホールディングス
大阪市北区芝田1-16-1