ホラーゲーム「青鬼」のノベルシリーズが小中学生に支えられて10周年 シリーズ累計で140万部を突破
株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 瀬津要)から刊行中の「青鬼」ノベルシリーズが、今年で10周年を迎えました。「青鬼」ノベルシリーズは、小中学生に大人気のホラー脱出ゲーム「青鬼」の公式ノベルです。朝読で手に取るなどして、主人公たちと同世代の小学生や中学生の間で読み継がれており、10年間で発刊した作品は、30作以上、累計140万部を超えています。
■小中学生に読み継がれて成長したシリーズ
2013年2月、中学生向けの四六判小説として発売した『青鬼』は、不気味な洋館に閉じ込められた少年たちが、突然現れる怪物「青鬼」から逃げつつ、館の謎を解いて脱出していくストーリーです。刊行直後は、原作ゲームのもつホラー要素に対し、「子供たちには刺激が強すぎるのではないか」と、不安に思う大人たちの声もありました。しかし、自分の力ではどうすることもできない”強大な敵”を前にしたとき「逃げてもいい」という選択肢を提示する物語は、読者である子供たちの心をつかみ、保護者や教師、図書館関係者など、大人たちの認識が変わってきました。小説の売れ行きの伸びに合わせて、ガイドブックやアンソロジーコミックなども展開するなか、ひときわ目だったのは小学生からの反響の大きさでした。現在、「青鬼」ノベルシリーズは、小学生向けのジュニアノベルと、幼年向けの絵本を中心に、新たなファンを増やし続けています。
■10周年を記念して、ジュニアノベル新作を2カ月連続刊行
「青鬼」ノベルのメインとなっているレーベルは、小学生向けのジュニアノベルです。8月23日発売の最新刊『青鬼調査クラブ(8) とらわれた仲間を奪還せよ!』は、「青鬼に立ち向かう」ことをテーマに描かれたスピンオフシリーズの第8弾で、小説オリジナルキャラクターの「オカルト調査クラブ」メンバーたちは、本編におとらぬ人気ぶりです。さらに、9月22日には、ジュニアノベル20作品目として、ノベル本編の最新刊『青鬼 ハロウィンにひそむ獣たち』の発売を予定しております。
■鈴羅木かりん氏の直筆サイン色紙が当たるキャンペーンを開催中
シリーズ10周年を記念してプレゼントキャンペーンを開催中です。新刊2冊を購入した読者を対象に、「青鬼」ノベルシリーズのイラストを手掛ける鈴羅木かりん氏の描き下ろしの直筆イラスト入りサイン色紙を、抽選で10名様にプレゼントします。鈴羅木氏は、ホラーミステリー同人ゲーム「ひぐらしのなく頃に」シリーズ(07th Expansion)のコミカライズなども担当する大人気漫画家です。直筆イラストは、当選者の「推しキャラ」などリクエストに対応します。応募締め切りは、11月20日(月)です。
【詳細】https://www.php.co.jp/news/2023/08/aooni10th.php
【書誌情報】
タイトル:青鬼調査クラブ⑧ とらわれた仲間を奪還せよ!
原作:noprops、黒田研二 著:波摘 イラスト:鈴羅木かりん
発売日:2023年8月23日
ISBN:978-4-569-88121-8
ページ数:176ページ
タイトル:青鬼 ハロウィンにひそむ獣たち
原作:noprops 著:黒田研二 イラスト:鈴羅木かりん
発売日:2023年9月22日
ISBN:978-4-569-88134-8
ページ数:184ページ
※以下は、両作品共通です
判型・製本:B6判変型並製
定価:880円(税込)
発行:株式会社PHP研究所
《「青鬼」ノベルシリーズ》
2023年8月・9月連続刊行