フジワラ産業、金庫流出防止装置「タスカル金庫」の販促強化　大切な資産を津波や洪水による流出から守る！

2019-01-09 16:00

水処理装置および津波避難タワー等の各種防災設備・機器を開発・販売しているフジワラ産業株式会社(本社：大阪市、代表取締役：藤原充弘)は、東日本大震災で、津波で流された5,700個もの金庫が警察に届けられ、23億円近い現金が持ち主に返されたことにヒントを得て金庫流出防止装置「タスカル金庫」を開発、販売してきました。最近の地震・火山噴火による津波や集中豪雨による洪水など金庫流出の危険性が特に高まっていることから、このたび販促活動を強化し、非常のための備えを呼びかけることとしました。

金庫は重いため水に沈むと思われがちですが、実際には水に浮き、津波や洪水で流されてしまいます。金庫には企業活動や日常生活を再開する上で必要不可欠な貴重品が保管されているため、想定外の災害が発生した時でも最後まで守りぬく必要があります。

昨年末に、インドネシアのスマトラ島とジャワ島の間のスンダ海峡にあるアナククラカタウ島の火山活動によって起きた津波による災害が発生し、周辺諸島の多くの方々が被害にあわれました。日本でも、寛政4年(1792年)長崎県の雲仙岳噴火で、東端の前山(現在の眉山)が大崩壊して多量の土砂が有明海に流入し、対岸の肥後国、現在の熊本県を津波が襲い死者が15,000人以上と日本最大と言われる火山被害もたらした「島原大変肥後迷惑」など、火山津波による災害は何度も起きています。また、火山噴火以外にも、南海トラフ巨大地震や集中豪雨による洪水の可能性が高まっています。

本装置は、津波の来襲時などに金庫の流出を防ぐ固定装置で、金庫と建物の基礎部分を金具やベルトでつなぎ留める仕組みで、さまざまなメーカーの金庫に対応できます。企業関係者の方はもとより、官公庁・一般家庭におかれましても、非常時の対策として、「タスカル金庫」をご活用いただけます。