ごみ処理施設 運営事業の開始(宇和島地区広域事務組合向け)
2021-04-26 10:30
株式会社タクマ(本社:兵庫県尼崎市、社長:南條博昭)は、このたび、2017年に納入した宇和島地区広域事務組合向けごみ処理施設の運営事業を開始しました。グループ企業の株式会社タクマテクノスと共に「うわじまハイトラスト株式会社」を設立し、2021年4月より10年間の運営事業を行います。
本施設は安全・安心・安定を実現するごみ処理機能に加え、”お遍路さんにやさしい空間の形成”を目指し、周辺地域との調和を意識して建設いたしました。施設稼働後は、安定稼働や高効率発電はもとより、公害防止対策と温室効果ガス削減対策による環境負荷の低減により、地域の環境や生活との共存を実現しています。
当社グループは、これまで10年以上、多数の運営事業で培った運転、メンテナンスや運営全般のノウハウを有しています。より地域やお客様に必要とされる施設を目指し、これらのノウハウに加え、「Solution Lab(※1)」からのプラント遠隔監視・運転支援など最新サービスも活用した施設運営を通じて、地域の更なる安全・安心な生活や環境保全を実現し、持続可能な社会の形成に貢献してまいります。
(※1) 当社のプラント遠隔監視・運転支援拠点
事業概要
事業名
宇和島地区広域事務組合環境センター包括的維持管理業務
発注者
宇和島地区広域事務組合
※愛媛県宇和島市、松野町、鬼北町および愛南町の1市3町で構成
受注者
うわじまハイトラスト株式会社
※株式会社タクマと株式会社タクマテクノスの2社により設立するSPC
事業期間
2021年4月1日~2031年3月31日(10年間)
施設概要
焼却施設 :120t/24h(60t×2炉)
リサイクル施設:20t/5h
発電出力 :2,500kW(一般家庭の3,500世帯分相当)
画像・ファイル一覧