NAPA NEWS Letter ④ 商船三井の 800隻、NAPAの ソリューションでリスク監視を強化
NAPAは、株式会社商船三井(以下、商船三井)のスマートシッピング部の担当者にNAPAと共同で開発した座礁リスク監視システム(NAPA Navigational Risk Monitoring )についてお話を伺いました。
NAPA Fleet Intelligenceの座礁リスク監視システムは、商船三井社屋にある安全運航支援センター(以下、SOSC)に所属するチームに対し、保有船および傭船が直面する航行上の潜在的なリスクを24時間365日体制で警告するものです。また、アラート発生時に何かしらの必要が生じた場合には、SOSCが本船に直接コンタクトを取り、リスクの周知と支援を行います。
カスタマイズソリューション
この新しいソリューションは、NAPAのクラウドベースのモニタリングプラットフォーム「NAPA Fleet Intelligence」をベースとしており、船上でのハードウェアの設置や乗組員の入力は一切不要です。本船の運航に関わる様々なデータを使ってNAPAの独自解析をし、精度よくリスクの未然検知を行い、座礁リスクの低減を図ります。
このソリューションは、商船三井のニーズに合わせてカスタマイズされたものです。鈴木 武尊氏は、以下のように述べています。「私たちの質問や要求に対して、常にタイムリーに対応してくれたので、NAPAを選びました。さらにNAPAは私たちの要件を非常にうまく定義してくれました。」
商船三井のスマートシッピング推進部では、船舶運航の安全性向上と船員の業務負担軽減をミッションに掲げており、鈴木氏は以下のようにコメントしています。
「今回の成功を受けて、商船三井はNAPAとの協業を拡大することを検討しています。海運業界は、ワークフローの改善、新たなビジネスモデルの構築、旧来システムの脱却、企業文化の変革など、大きなデジタル変革期を迎えています。私たちには130年以上の長い歴史があります。進化する社会のニーズに合わせて変化・発展することで、成長し続けます。」
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