2022年12月17日（土）初発より阪急全線（神戸線・宝塚線・京都線）でダイヤ改正を実施～2024年に京都線で座席指定サービスを開始します～

2022-10-12 20:00

阪急電鉄では、12月17日（土）に、全線（神戸線・宝塚線・京都線）でダイヤ改正を実施します。
近年高まっている、「プライベート空間を確保したい（密を避けたい）」「着席してゆったりと移動したい」というお客様のニーズにお応えするため、2024年には京都線において座席指定サービスを導入する予定としており、今回のダイヤ改正は、そのサービス開始も見据えたものです。
また、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、在宅勤務・時差出勤の導入が進み、お客様の鉄道利用に対するニーズが多様化したことや、夜間のご利用動向が変化していることに対応し、平日における朝ラッシュ時間帯や夜間・深夜時間帯のダイヤを見直します。
今回のダイヤ改正のポイントは次のとおりです。

座席指定サービスの開始を見据えた変更

◆ 快速急行の列車種別名称を、準特急に変更します。
※2024年に京都線の特急・通勤特急・準特急で座席指定サービスを開始する予定です。
（同サービスの詳細は決定次第、改めてお知らせします）

全線（神戸線・宝塚線・京都線）共通

◆平日の朝ラッシュ時間帯における10両編成列車のうち、一部を8両編成に変更します。
◆平日の夜間・深夜時間帯（21～23時台）の運転本数を、お客様のご利用動向の変化に対応して見直します。
◆一部の最終列車の時刻を変更します。
◆女性専用車両を設定する列車を全線で通勤特急に統一し、より分かりやすい運用とします。
◆なお、昼間時間帯の運転本数・運転間隔は現行どおりです。

各線の詳細は次のとおりです。

神戸線

平日朝ラッシュ時間帯

・神戸三宮から10両編成で運行している新開地発特急大阪梅田ゆきは、神戸三宮での増結をとりやめて8両編成で運行し、大阪梅田までの所要時間を短縮します。
※神戸三宮発通勤特急大阪梅田ゆきは、引き続き10両編成で運行します。
・宝塚発（今津線経由）準急大阪梅田ゆきの運転時間帯を約15分繰り上げて、6時台（宝塚6時46分発）から運行します。

平日夜間・深夜時間帯

・大阪梅田発の運転間隔を変更し、次のとおりとします。
21・22時台 10分間隔 → 12分間隔
23時台 10～15分間隔 → 15分間隔

平日・土休日共通深夜時間帯

・最終列車の時刻を変更し、次のとおりとします。

宝塚線

平日朝ラッシュ時間帯

・10両編成で運行している通勤特急は、全て8両編成に変更し、通勤特急を1本増発します。
※女性専用車両は、8両編成の最後部（宝塚方）の車両に引き続き設定します。

川西能勢口発通勤特急大阪梅田ゆきの発車時刻

・石橋阪大前における箕面線と宝塚本線（大阪梅田方面）の接続時間を現行よりも確保し、お乗換がしやすいようにします。なお、箕面発大阪梅田ゆき直通列車の運行はとりやめます。

平日夜間・深夜時間帯

・大阪梅田発の運転間隔を変更し、次のとおりとします。
21・22時台 10分間隔 → 12分間隔
23時台 12分間隔 → 15分間隔
・最終列車の時刻を一部変更し、次のとおりとします（改正後は平日・土休日共通）。

京都線

平日朝・夕ラッシュ時間帯

・ご利用動向の変化に対応して運転本数を調整することで、一部列車の所要時間を短縮します。
・10両編成で運行している列車は、全て8両編成に変更します。
・淡路駅に停車する準特急（現・快速急行）の運転本数を増やし、淡路駅および千里線・Osaka Metro堺筋線をご利用のお客様の利便性を向上します。なお、通勤特急の運転本数は朝ラッシュ時間帯（6～9時台）の上下各3本ずつ（上下合わせて6本／日）となります。