先進的な文書情報マネジメントシステムの導入事例を表彰する 第12回「JIIMAベストプラクティス賞」を発表
日本文書情報マネジメント協会(略称:JIIMA、理事長:高橋 通彦)は、60年にわたり文書情報マネジメントの普及啓発に努めている国内唯一の公認団体です。(主管は、経済産業省 製造産業局 産業機械課)マイクロフィルムの普及からスタートした活動は時代の変遷とともに変化し、現在では「安心で社会生産性の高い電子文書情報社会の構築」を目指して、文書情報マネジメントを普及啓発する公益活動を続けております。その一環として2007年(平成19年)より先進的な文書情報マネジメントシステムを導入し、顕著な成果を出された企業・団体に対して『ベストプラクティス賞』を設け表彰しております。
本年度のJIIMAベストプラクティス賞は、審査委員会での厳正な審査の結果、以下の5事例に授賞が決定、10月17日(水)にJIIMA主催『デジタルドキュメントフォーラム2018』で表彰いたします。
〇さくら中央税理士法人
「OCR・AIを活用した会計事務所の働き方改革の実践」
〇茨城県大同青果株式会社
「手書帳票OCRを活用したスキャナ保存ハイブリッドシステム」
○沢井製薬株式会社
「知財分野でのタイムスタンプを利用した情報の一元管理」
○株式会社マネーフォワード
「キヤノンスキャナーと経費精算システムの連携が生む
新たな文書電子化の実態とは?」
○株式会社BearTail
「Dr.経費精算とコーポレートカード導入による効率アップ先行事例」
表彰式及び受賞記念講演は、10月17日(水)14時からJIIMA主催『デジタルドキュメントフォーラム2018』(東京有明 東京ビッグサイト 会議棟 7階 703会議室)で行われます。
[デジタルドキュメント 2018]
「働き方改革を加速するデジタルドキュメント」をテーマに、10月17日(水)~10月19日(金)、東京ビッグサイトで開催いたします。フォーラム会場では電子文書化によるワークスタイル変革、税務書類スキャナ保存の最新市場動向など、約30セッションのセミナーが行われます。
JIIMAベストプラクティス賞 授賞事例
2007年:第1回 ベストプラクティス賞
「みずほ銀行 カードローン申込書のe-文書法対応による完全電子化」
2008年:第2回 ベストプラクティス賞
「江東病院 紙カルテの完全電子化」
「神奈川県民共済生活協同組合
統合文書情報マネジメント(ECM)の実践」
2009年:第3回 ベストプラクティス賞
「東京海上日動火災保険 e-文書法による保険契約書の完全電子化」
「日本原燃 長期保存文書類の
統合文書情報マネジメント(ECM)の実践」
2010年:第4回 ベストプラクティス賞
「大阪大学医学部附属病院 診療記録の完全電子化の実現」
「佐賀県庁 台帳記録管理システムによる業務改革」
2011年:第5回 ベストプラクティス賞
「(株)パソナでのECMによる監査対応システムの構築」
「富山大学附属病院での電子カルテ環境での紙文書の電子管理」
2012年:第6回 ベストプラクティス賞
「東京都豊島区 総合文書管理システム」
「伊藤病院 長期診療に対応する電子カルテと紙カルテの融合」
「日本飛行機 生産管理システムと連携した製造記録書の長期保存」
「日本水路協会 海洋の歴史的資料等のアーカイブ構築」
2013年:第7回 ベストプラクティス賞
「群馬銀行 国税要件による口座振替依頼書の電子化」
「戸田建設 作業所返納書類のデジタル・マイクロ化」
2014年:第8回 ベストプラクティス賞
「古野電気 貿易帳票管理システムによる輸出入帳票の電子化と法対応」
2015年:第9回 ベストプラクティス賞
「株式会社ユアソフト(三井金属グループIT会社)の領収書スキャナ保存」
「高速道路総合技術研究所の
維持管理資料デジタル・マイクロアーカイブ化」
2016年:第10回 ベストプラクティス賞
「パナソニック フィナンシャル&アカウンティング
プロパートナーズ株式会社
グループ156事業所での経理証憑のスキャナ保存9,000万枚を達成」
「東京都世田谷区役所での汎用台帳システムの導入」
2017年:第11回 ベストプラクティス賞
「ピー・シー・エー株式会社 経費精算領収書のスキャナ電子帳簿保存対応」
「アルファテックス株式会社 スキャナ保存制度を利用した
社員立替領収書のスマホ記録の先行事例」
*各事例内容は、JIIMAホームページ「ベストプラクティス賞事例一覧」で公開しています。
JAPAN IMAGE and INFORMATION MANAGEMENT ASSOCIATION