小学5年生が、法廷教室で裁判官や弁護士として模擬裁判を体験 物事を多方面から捉えることの大切さを学び、倫理観を養う

令和元年度(2019年度)の「模擬裁判」の様子
令和元年度(2019年度)の「模擬裁判」の様子

近畿大学附属小学校(奈良県奈良市)は、令和5年(2023年)10月10日(火)に、近畿大学東大阪キャンパス(大阪府東大阪市)の法廷教室で、5年生127人を対象に「模擬裁判」の体験プログラムを実施します。

【本件のポイント】
●大学連携授業として、法廷教室で児童が裁判官や弁護士に扮して模擬裁判を体験
●物事を客観的に見ることで、心情・過程・背景等を深く考える「探究心」を掘り起こす
●法律や裁判の意味を考え、三権分立をはじめとする今後の社会科の学習につなげる

【本件の内容】
本校では、「智・徳・体」の教育方針を軸に、附属校として、総合大学である近畿大学のメリットを最大に生かし、「小学校から大学で学ぼう」をモットーに、模擬裁判や附属病院見学など大学と連携した教育プログラムを数多く実施しています。
今回、近畿大学東大阪キャンパスにある、大阪高等裁判所の法廷を再現した法廷教室で、児童が裁判官や弁護士に扮し、相対する考えや弁護することの難しさを模擬裁判で体験します。近畿大学法学部教授 辻本典央の解説で、法律に基づいた判決や犯した犯罪への責任等を学び、物事を多方面から捉え、客観的に見ることで、心情・過程・背景等を深く考える探究心を掘り起こします。また、10月末に同じ児童が参加する「東京学習旅行」では最高裁判所の見学を予定しており、法律や裁判の仕組みつなげを前もって学ぶことで法律への理解を深めます。模擬裁判という貴重な体験を通して倫理観を養い、法律や裁判の意味を考え、三権分立をはじめとする今後の社会科の学習につなげます。

【開催概要】
日時:令和5年(2023年)10月10日(火)13:00~14:45
場所:近畿大学東大阪キャンパス B館10階 法廷教室
   (大阪府東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約15分)
対象:5年生127人
講師:近畿大学法学部法律学科 教授 辻本典央

【講師プロフィール】
辻本典央(つじもとのりお)
所属   :近畿大学法学部法律学科 教授
専門分野 :刑事法一般(主として刑事訴訟法)
研究テーマ:ドイツ刑事手続における人的側面(手続主体主として弁護人論)および物的側面(主として審判対象論)の研究

【関連リンク】
法学部 法律学科 教授 辻本典央(ツジモトノリオ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/27-tsujimoto-norio.html

近畿大学附属小学校
https://www.fes-kinder.kindai.ac.jp/fes/


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