伝統や地産地消を守る奈良発グルメを発表! ~期間限定商品や奈良限定商品も~
奈良県商工会連合会は、2022年12月2日(金)に開催した『ビジネスマッチなら「NARA」deニュービジネス!プレス発表会』において、奈良県内のさまざまな業種の企業が一堂に会し、新規事業・新サービスを発表したことを報告いたします。
本稿では、そのうちの食にまつわる4社をご紹介します。
◆心身を癒す専門家が提唱する『玄米麺』
株式会社樞(KURURU)
株式会社樞(KURURU)は、『癒しと調和』を社是とし、フードセラピーカフェやヒーリングサロン・スタジオ・スクールの運営、商品開発、自然農での農業をしています。
このたび、奈良県産無農薬栽培の玄米を使用した『玄米麺』の販売を開始しました。
お味は、プレーンをはじめ、菊芋・桑・トマト・竹炭・葛・大和当帰・大和当帰葛の8種をご用意。半生麺タイプで、ゆで時間はわずか1分です。家事労働時間の短縮、光熱費のECO活動にも貢献します。
玄米は、お茶碗1杯で1日に必要なビタミンやミネラルが摂取できるスーパーフードであり腹持ちも良く、小麦グルテンアレルギーの方にも安心して食していただけるものです。原料の米の作付には、休耕地、耕作放棄地を選ぶことでその削減に寄与し、玄米の需要を増やすことで米の消費量を上げることにもつながる商品です。また、人や環境に優しい癒しの事業運営をするため、農薬や肥料などを使わず作物の生命力と土本来の力を信じる自然農にて栽培しています。
『玄米麺』は、2022年6月、農林水産省近畿農政局の後援で開催された「料理マスターズブランド認定コンテスト第10回大会」でも認められました。常温で1年の賞味期限があり、保存食や災害食としても適しています。お歳暮やクリスマス、お年賀など、プレゼントする機会の多くなる年末、大切な方へのご進物にもおすすめです。
◆老舗果樹農園が、その経験と技術を活かして育てた『旬のいちご食べ比べ』
西岡農園
西岡農園は、奈良県五條市において約70年にわたって果樹農園を営んできました。現在は500aの土地で柿をメインに、桃・キウイ・ブルーベリーなどの栽培をしています。自慢の『富有柿』は2012年の『野菜ソムリエサミット』で大賞を受賞し、JALの機内食にも採用されています。2019年には念願の海外進出も果たし、『刀根柿』をアメリカ・ロサンゼルスのスーパーに輸出中。低農薬と適熟収穫を心がける、『子どもに食べさせたい』フルーツづくりが信条です。
新サービスは『旬のいちご食べ比べ』です。食べ比べられるのは、奈良の限定種である『古都華』と『ならあかり』、その他、『ゆめのか』、『よつぼし』、『紅ほっぺ』、『やよいひめ』の6種のうち、常時5種以上。香りに甘さ、酸味に食感など、同じ『いちご』でもそれぞれに個性があります。異なるおいしさをご実感ください。またアイスやジャムなどの加工品開発にも力を入れ、無駄なくおいしく食す工夫をしています。
適度に間引き剪定し、風通しや日当たりの良さを調整する西岡農園の柿栽培の技術は、いちご栽培にも活かされています。肥料には窒素やリン酸を豊富に含む魚粉を使用していちごの旨みを引き出し、乳酸菌を使用して土壌をイキイキさせています。愛情たっぷりに育てたいちごたちを、どうぞお楽しみください。
『旬のいちご食べ比べ』
開催期間:
2022年12月20日(火)~2023年5月7日(日) 10:00~15:00
※12月29日~1月4日までは休業。詳しくはインスタグラムでご確認ください。
https://www.instagram.com/nishioka.fruit.farm/
価格:1セット 8粒 500円(税込)
◆『はるさめ』発祥の地で受け継ぐ、希少な国産はるさめ製造
奈良食品株式会社
奈良食品は、昭和38年に奈良県桜井市にて設立され、約60年の間、職人による伝統技法を守ってはるさめの製造を続けてきました。国産原材料にこだわり、南九州産 甘藷澱粉と北海道産 馬鈴薯澱粉を使用。漂白剤、添加物、加工助剤等一切不使用にて製造しています。
製造に職人技術が必要なうえ、手間のかかる国産はるさめを作る企業は年々減少しており、はるさめのシェアも輸入品である緑豆はるさめに押されがちです。そのなかで弊社は『国産無添加はるさめ』を守ることを使命と捉え、昔ながらの天日干しにこだわって、コシが強くツルツルとのど越しの良いはるさめをお届けしています。『戎春雨』は『大和さくらいブランド』認定です。
50年以上、温度、湿度、水温により、職人がこね具合を判断する伝統の製法を守りつつ、太麺やひじき入り、すきやき用など、時代のニーズに応えて商品開発にも取り組んできました。SDGsの観点も視野に入れクラフトパッケージに移行しています。
『昔の食べ物』のイメージを持つ方も多いはるさめですが、グルテンフリーでアレルギーに対応でき、ビーガン食にも使われる『今どき』な一面も持ち合わせています。
2023年1月に、こだわりはるさめの工場直営店と、はるさめ料理が食べられるカフェをオープン予定です。歴史あるはるさめの、新しい食べ方を探求できる場所となることを願っております。
◆奈良のブランドいちごメニューがフルラインナップ!『古都華いちごフェア』開催
食パンとコーヒーの店『プラススクエア』
『プラススクエア』は、奈良県田原本町にある、店内焼きたての高品質な食パンと、店内焙煎コーヒーの店です。良質の素材を用いて、食パン、コーヒー、ジェラートの全てを店内で製造し、新鮮さを大切にして提供することをモットーとしています。小麦本来のおいしさを引き出した焼きたての食パンのサンドウィッチやトーストなどが人気メニューです。
このたび、古都華の専門栽培に取り組む地元の栽培農園『上田農園』とのコラボレーションにより、『古都華いちごフェア』を開催いたします。
『古都華(ことか)』は、奈良県下のみで栽培が許可されている奈良の最高品質いちご。その品質は全国的にも高い評価を受けています。ツヤのある紅色で、豊かな香り、しっかりとした甘さ、酸度は高めで深みのある濃厚な味わいです。上田農園の高技術から生み出される高品質の古都華は、百貨店や海外からの引き合いも多数承っております。
フェアでは、その温室から、プラススクエアのために早朝収穫した新鮮な古都華を使用し、サンドウィッチ、フレンチトースト、パフェ、ジェラートなど幅広いメニューをご提供します。期間限定・産地ならではの贅沢な味わいです。存分にご賞味ください。
古都華いちごフェア実施期間:
2022年12月16日(金)※予定~2023年5月上旬(古都華のおいしい季節限定でご提供)
※古都華の収穫状況により開始日は変更になることがあります。
詳しくはHPやSNSをご確認いただくか、店舗にお問い合わせください。
https://psquare.jp/
以上、いずれも奈良の地元愛に満ちた独自商品です。ぜひご活用ください。
本発表資料のお問い合わせ先
奈良県商工会連合会 総務課
奈良市登大路町38-1
担当者: 霜村
TEL : 0742-22-4411(ダイヤルイン)
FAX : 0742-26-2698
MAIL : h-shimomura@shokoren-nara.or.jp