日本情報通信、山形県上山市の生成AI導入・活用をサポート
NTTグループの日本情報通信株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長執行役員:桜井 伝治、以下 NI+C)は、山形県上山市(市長:山本 幸靖)の生成AI導入・活用をサポートいたします。
上山市は5月1日から生成AIを全部署で導入することになりました。NI+Cは2023年11月に提供を開始したGPT-4 Webクライアント「NICMA/ニックマ for LGWAN Powered by GPT-4(以下 NICMA)」を活用し、行政業務の効率化、市民サービスの向上を支援します。
「NICMA」は、広域行政ネットワーク(LGWAN)からアクセスが可能で、入力データはAIの学習に利用されることが無いため、情報の安全性を確保しながらGPT-4を活用できる自治体向けのサービスです。上山市は、情報漏洩や第三者の権利侵害等のリスクに備えながら、生成AIを活用できます。
NI+Cは、2021年度4月から上山市へデジタル人材の派遣によるデジタルトランスフォーメーション(DX)推進支援を行っており、2024年1月30・31日には上山市職員を対象に生成AI活用ワークショップを開催し、約200名以上が参加しました。ワークショップ実施後に行ったアンケートでは、参加した職員は生成AIに対して好意的な印象を持っており、「自動的な文章生成により、時間短縮や表現力の改良が期待できる」「イベントや事業の企画案を作る際などに活用したい」といった、文書作成やアイデア出し作業での生成AIの早期導入を望む声が多数寄せられました。
今後、NI+Cは職員向けの事前研修の実施、運用ルールやガイドラインの策定、及び管理者・利用者向けのワークショップなどを継続的に支援します。
NI+Cは上山市との連携を深め、「NICMA」の活用拡大を通じて、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、同市が目指す市民サービス向上に向け、支援を続けてまいります。
■上山市について < https://www.city.kaminoyama.yamagata.jp/ >
目の前に蔵王を望む山形の南東部、荒天や積雪が少なく安定した気候が特徴の上山市。市民が幸せに暮らせる「日本一の健康保養地」を実現すべく、観光・健康・環境への取り組みに力を入れている自治体です。
「かみのやま」の地名は古くは『神山』または今の山形に対して『上の山形』といわれていたが最上満長が当地を領し、上山殿と称したことから『上山』になったと伝えられています。
上山市は1458年に開湯した「かみのやま温泉」を有する歴史的な温泉街でもあります。福島・東山温泉と秋田・湯野浜温泉とともに奥羽三楽郷と呼ばれ、古くから人気を博しています。
◆関連リンク
・NICMAブランドサイト: https://nicma.jp/
◆関連するプレスリリース
・日本情報通信、生成AI対話型アプリGPT-4 Webクライアント「NICMA」を提供開始: https://www.niandc.co.jp/news/20231004_41164/
・日本情報通信、自治体向け生成AI利用対話型アプリ 「NICMA/ニックマ for LGWAN Powered by GPT-4」の提供開始: https://www.niandc.co.jp/news/20231004_41162/
・日本情報通信、上山市とデジタル化推進に関する市民アンケートを実施: https://www.niandc.co.jp/news/20221201_22846/
・日本情報通信、上山市と行政DX推進において連携実施: https://www.niandc.co.jp/news/20220729_22862/
■日本情報通信株式会社について < https://www.niandc.co.jp/ >
日本情報通信株式会社(NI+C)は、1985年に日本電信電話株式会社と日本アイ・ビー・エム株式会社の合弁会社として設立。システム開発から基盤構築、クラウド化への対応、社内外データ統合とAIによる分析、EDIサービスやセキュリティ、ネットワークサービス、運用保守までをトータルに提供しています。「おもひをITでカタチに」をスローガンに、お客様の経営課題解決に貢献できる真のベストパートナーを目指してまいります。
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