研修施設の地域連携を促進 学生による援農ボランティア実施

 昭和女子大学(学長 金尾朗:東京都世田谷区)では8月15日から2泊3日で、研修施設「望秀海浜学寮」のある千葉県館山市の農家で学生による援農ボランティアを実施します。研修施設の地域との連携を促進しつつ、学生が農業への理解を深めることを目指します。

 昭和女子大学では研修施設で学生の宿泊研修を行う伝統があります。援農ボランティアについて本学での実施を検討したところ、望秀海浜学寮のある千葉県館山市のJA安房が中心となって学生を受け入れてくれることになりました。学生に援農ボランティアを呼び掛けたところ、食健康科学部で将来食品関連に就職を希望する学生など、想定した倍の約40人の応募が集まり、2班にわかれて実施します。大学の研修施設「望秀海浜学寮」を活用し、参加する学生の交通費、宿泊費、食費は大学が負担し、学生の費用負担はありません。今回の経験を踏まえて、春休みにも実施する計画です。

《 概要 》

【日 程】 2023年8月15日(火)~17日(木)、17日(木)~19日(土)
【場 所】 千葉県館山市
      JA安房 館野支店施設内「館山いちご狩りセンター」付近の農家
【内 容】 イチゴに関する作業など

昭和女子大学の学寮研修

 昭和女子大学には「望秀海浜学寮」(千葉県館山市)と「東明学林」(神奈川県大井町)という研修施設があり、「学寮研修」という宿泊を伴う研修を行っています。長年の伝統があり、現在は学科ごとに1、3年次合同及び2年次単独で実施しています。1年次で上級生から学び、2年次で実践し、3年次で下級生の指導ができるようになることを目標としています。プログラムは学生主体で企画し、日頃の教室では経験できない実地研修やグループワークなどを通じて、学生の主体性や協調性、コミュニケーション力を養い、人間関係を構築しつつ、学びを深めています。


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