ヘラルボニー × 長谷虎紡績 × 麗澤瑞浪中学・高等学校 企業2社1校の連携によるD&I推進 11月8日に探究学習イベントを開催

~「あなたは、あなたのままで、すばらしい!」~

株式会社ヘラルボニー(本社:岩手県盛岡市、代表取締役社長:松田 崇弥 代表取締役副社長:松田文登、「異彩を、放て。」をミッションに、障害のある作家のアートをさまざまな形で社会に届け「障害」のイメージ変容と新たな文化創造を目指す福祉実験ユニット、以下、ヘラルボニー)と 長谷虎紡績株式会社(本社:岐阜県羽島市、代表取締役社長:長谷 享治、創業明治20年、社会の変化に順応しつつ、どこにも真似のできないオリジナリティを追求する繊維メーカー、以下、長谷虎紡績)、麗澤瑞浪中学・高等学校 (岐阜県瑞浪市、校長:藤田 知則、自立、感謝、思いやりの心を育む寮のある中高一貫の私立学校)は、企業2社1校共同で 「ダイバーシティ&インクルージョン」の教育推進を目的としたイベント「あなたは、あなたのままで、すばらしい!」を開催します。

 写真:ヘラルボニーの契約作家・渡邊 昌貴氏(多夢多夢中山工房)の作品「ビル」をコモンホールのカーペットに起用
写真:ヘラルボニーの契約作家・渡邊 昌貴氏(多夢多夢中山工房)の作品「ビル」をコモンホールのカーペットに起用

連携の背景と目的

この企業と学校の連携は、ヘラルボニーが展開する自社ブランドのプロダクトに長谷虎紡績のカーペットが採用されたことに始まります。
ヘラルボニー社員の安藤奈穂氏(広報担当)と長谷虎紡績の長谷享治氏(代表)のお二人が、共に麗澤瑞浪中学・高等学校の卒業生であったことをきっかけに、母校の生徒たちに何か役立つことはできないかと考えるに至りました。
そして、2022年3月より、企業2社1校協働プロジェクトで検討をはじめました。
「社会で求められている『Diversity & Inclusion』とは」「福祉と学校という分野について、学校教育の現場ではどのように考え、何に取り組むべきか」検討を重ねた結果、8月に第1弾として麗澤瑞浪の校舎内にアート・インテリアの設置が実現し、起用された6名の作家の紹介や、コンセプトである「あなたは、あなたのままで、すばらしい!」を広く全校生徒へ伝える取り組みが始まりました。

コモンホールに設置されたアートパネルとカーペット
コモンホールに設置されたアートパネルとカーペット
保健室前に設置されたアートパネルとカーペット
保健室前に設置されたアートパネルとカーペット

本取り組みのポイント

 ‣ 日本初 ヘラルボニーによるアート・インテリアの学校内への設置
   (ヘラルボニーと長谷虎紡績のコラボレーション)
 ‣ ダイバーシティ&インクルージョンの推進(生徒に対する問い)を目的とした探究学習イベント

探究学習イベント

【日時】 2022年11月8日(火)16:00~17:40
【場所】 麗澤瑞浪中学・高等学校
     1部 コモンホール、2部 会議室
【対象】 麗澤瑞浪中学・高等学校全校生徒 
【内容】 1部 トークセッション
        スピーカー:長谷虎紡績 長谷代表、ヘラルボニー 安藤氏、
        モデレーター:麗澤瑞浪中学・高等学校 藤田校長
     2部 哲学対話(ワークショップ)
        ファシリテーター:NPO 法人こども哲学・おとな哲学アーダコーダ 幡野氏(ZOOM参加)
        参加者:長谷虎紡績 長谷代表、ヘラルボニー 安藤氏、麗澤瑞浪中学・高等学校 藤田校長、高校2年生有志13名

第2部では哲学対話という手法を通して、「ダイバーシティ&インクルージョン」と向き合います。
哲学対話では、大きく3つの力が育まれます。

 1つ目は、身近な物事に対して疑問を持ったり、違和感を持つ姿勢。
 2つ目は、自分の考えを“私は”という主語で話せること。
 3つ目は、自分とは違う価値観や考えを認め、聞くことができる力。

それぞれの「個」を尊重し、認め合い、お互いの良いところを活かし合うという「ダイバーシティ&インクルージョン」について考える際、まさにぴったりの手法です。
大人も子供も、男女も関係なく、参加者全員で「ダイバーシティ&インクルージョン」という正解のない問いについて、深く考える時間にします。

【株式会社ヘラルボニーについて】

日本全国の主に知的な障害のある福祉施設、作家と契約を結び、2,000点を超える高解像度アートデータの著作権管理を軸とするライセンスビジネスをはじめ、作品をファッションやインテリアなどのプロダクトに落とし込む、アートライフスタイルブランド「HERALBONY」の運営や、建設現場の仮囲いに作品を転用する「全日本仮囲いアートミュージアム」など、福祉領域の拡張を見据えた多様な事業を展開しています。これらの社会実装を通じて「障害」のイメージ変容と、福祉を起点とした新たな文化の創造を目指します。社名である「ヘラルボニー」は、知的障害のある両代表の兄・松田翔太が7歳の頃自由帳に記した謎の言葉です。「一見意味がないと思われるものを世の中に新しい価値として創出したい」という意味を込めています。

【長谷虎紡績株式会社について】

長谷虎紡績は明治20年(1887年)、創業者の長谷虎吉が「地域との共存共栄」、地域に産業を興し、地域の人を雇用し、より豊かな生活を送ってもらいたいという思いから、長谷虎紡績株式会社の前進となる長谷製糸工場を設立。現在の社長(享治)は5代目。「常に人の幸せ」を経営理念に創業以来、繊維に特化した事業を展開しています。ひとに一番近いプロダクト、「繊維」この繊維が今よりも快適なものになれば、私たちの生活は変わります。世界を変えることができれば、未来も変えることができます。私たちの紡ぐ繊維には、そんな夢と可能性があります。私たちの生活が変わるということは、世界が変わる。世界を変えることができれば、未来も変えることができます。私たちの紡ぐ繊維には、そんな夢と可能性があります。そんな思いから「素材で世界を変える」をテーマにした、環境配慮型経営に取り組んでいます。

【麗澤瑞浪中学・高等学校について】

麗澤瑞浪は昭和 10 年、創立者の廣池千九郎(法学博士)が「道徳科学専攻塾」を開塾したことから始まります。自立、感謝、思いやりの心を育む中高一貫の私立学校です。豊かな自然環境の中、寮生と通学生が切磋琢磨しながらともに過ごし、人としての成長と高い大学進学率の両立を実現しています。『私の未来は私が創る』をキャッチフレーズに、世界で活躍できる日本人を輩出する進学校として5つの柱(探究学習・英語教育・寮教育・キャリア教育・ICT 活用)を軸に教育活動を展開しています。


AIが記事を作成しています