近大附属和歌山中学校で「赤ちゃん先生プロジェクト」を実施 中学生が赤ちゃんや母親と交流し、命の大切さを学ぶ
近畿大学附属和歌山中学校(和歌山県和歌山市)は、令和6年(2024年)3月18日(月)・19日(火)に、中学2年生179人を対象として、赤ちゃんや母親と交流する「赤ちゃん先生プロジェクト」を実施します。「ママの働き方応援隊 和歌山学級」の協力のもと、赤ちゃんとその母親にお越しいただき、出産や子育てについての話を聞くほか、育児体験として実際に赤ちゃんとふれあい、「命の大切さ」を学びます。
【本件のポイント】
●命の大切さを学ぶ「赤ちゃん先生プロジェクト」を中学2年生に実施
●赤ちゃんと母親を招き、出産や子育ての話を聞くことで、ここまで育ててくれた保護者への感謝を実感
●生まれて間もない赤ちゃんとふれあい、育児の大変さを体験
【本件の内容】
本校では、「総合的な学習の時間」の一環として、赤ちゃんや母親と交流する「赤ちゃん先生プロジェクト」を令和元年度(2019年度)から実施しています。4回目となる今回は、中学2年生179人を対象に、5クラスを2日間に分けて行います。
本プロジェクトは「ママの働き方応援隊 和歌山学級」の協力で実施しており、赤ちゃんとその母親に講師としてお越しいただき、生徒は講演や赤ちゃんとのふれあいを通して命の大切さを学びます。お母さん方に妊娠・出産の話や子育ての苦労などをお話しいただくことで、生徒たちが自分自身の育ってきたこれまでを振り返り、育ててくれた保護者への感謝の気持ちを実感する機会とします。また、手遊びをして赤ちゃんをあやしたり抱っこしたりしてふれあい、表情や行動などのわずかな変化から赤ちゃんの感情を読み取る育児の大変さを体験します。生徒たちはプロジェクトを通して、「生まれたことへの感謝」や「共に生きる喜び」、そして「命の大切さ」を学びます。
【開催概要】
日時:令和6年(2024年)
3月18日(月)10:55~11:45/11:55~12:45/13:30~14:20
3月19日(火)10:55~11:45/11:55~12:45
場所:近畿大学附属和歌山高等学校・中学校 作法室
(和歌山県和歌山市善明寺516、
JR阪和線「和歌山駅」から和歌山バスで約15分、
「近畿大学附属和歌山校前」下車すぐ)
対象:中学2年生 179人
協力:ママの働き方協力隊 和歌山学級
【NPO法人ママの働き方応援隊】
平成19年(2007年)9月に設立されたNPO法人で、女性が出産後も働き続け社会参加できるように、地域の中に保育や仕事への参加のためのインフラを整え、雇用機会の創出にも取り組んでいます。潜在している女性の力を活用することにより、日本経済の活性化に寄与することを目的とし、鹿児島県奄美市を本部に、各地に拠点を置いています。赤ちゃんと母親が教育機関や高齢者施設、企業、団体を訪問し、学び・癒し・感動を共有して、人として一番大切なことを感じてもらう人間教育プログラム「赤ちゃん先生プロジェクト」を提供。生まれてきたことの奇跡・自分自身の命の偉大さを学ぶことを目的としており、母親から赤ちゃんが生まれたときの話などを聞くことで、親の思いや自分の価値、周りの仲間の命の価値に気づくことができます。なお、「赤ちゃん先生プロジェクト」は、NPO法人ママの働き方応援隊からその業務を各地域の応援隊各校へ委託して実施しています。
ホームページ:https://www.mamahata.net/
【関連リンク】
近畿大学附属和歌山中学校
https://www.hwaka.kindai.ac.jp/