【西表島ホテル】日本でここだけ!7種すべてのマングローブ植物を調査する自由研究プログラム「マングローブ博士」を開催 ~調査計画を立て、水中観察を含むフィールドワークへ~|期間: 2023年7月1日~8月31日
世界自然遺産に登録された西表島で、日本初の「エコツーリズムリゾート」を目指す「星野リゾート 西表島(いりおもてじま)ホテル」では、2023年7月1日から8月31日までの間、マングローブについて知りつくす自由研究プログラム「マングローブ博士」を今年も開催します。日本で見られるマングローブ植物は全部で5科7種。全種類確認できるのは日本では西表島だけです。*1 今年は自ら調査計画をたて、実際に見て、知って、マングローブについて自由研究としてまとめることができます。
*1 参考:特定非営利活動法人マングローバルホームページ
背景
西表島には、ジャングルや河川、マングローブ林など豊かな生態系があり、多くの生物が生息しています。世界には70種以上のマングローブ植物が生育していると言われ、そのうち日本で見られる5科7種すべてのマングローブ植物が見られるのは西表島だけです。*1そこで、実際に見て学ぶことで、マングローブ植物それぞれの特徴や、種類ごとの違いに興味を持っていただきたく、本プログラムの開催に至りました。
マングローブとは
マングローブは植物の名前ではなく、熱帯、亜熱帯の河口など、潮の満ち引きの影響を受ける場所に生育する植物の総称のこと。西表島には海側から陸側まで、5科7種のマングローブ林を構成する植物が生育しています。
西表島に生育する5科7種のマングローブ植物
前面群落(海側):ヒルギダマシ、マヤプシキ、ヤエヤマヒルギ
中心群落 :メヒルギ、オヒルギ
後背群落(陸側):ヒルギモドキ、ニッパヤシ
「マングローブ博士」体験の流れ
【STEP1】マングローブについて知り、調査計画をたてる【New】
西表島で見られる7種のマングローブ植物それぞれの、生育域や見た目の特徴について、ホテルスタッフが分かりやすく説明。レクチャーをもとに、調査に必要な道具は何か、どのような行程で調査を行えばよいか、自ら考え、準備をします。調査計画を立て、必要な道具をバッグに詰めたら、フィールドに出発です。
【STEP2】7種すべてを調査!水中観察を含むフィールドワークへ【Power UP】
調査計画をもとに7種のマングローブ植物を探しに行きます。塩分に強く、海側に生育している種から、陸側に生育している種まですべて見に行きます。実際に生育する場所に調査しにいくことで、マングローブ植物各種の生き残るための知恵や、葉や根の工夫など見て知る体験です。また、水中カメラやハコ眼鏡を使って、水中のマングローブ植物の様子や、水中に棲む生物とのかかわりを観察。マングローブ林が広がる場所は、潮の満ち引きによって影響を受けるため、潮位によって違った見え方や発見を楽しめます。
【STEP3】「マングローブレポート」にまとめる
実際に見て、知って、学んだあとは、自分の発見や考察を「マングローブレポート」にまとめます。それぞれの種類の根や葉について気づいたことを自由に記入したり、レンタルのインスタントカメラで撮影したものを貼り付けたりできます。教科書には載っていない発見に満ちた、実際に全種調査した自分だけのオリジナルレポートの完成です。
「マングローブ博士」概要
期間 :2023年7月1日~8月31日
時間 :8:00~18:45のうち8時間のプログラム
*潮汐によって開始時間は日によって異なります。
場所 :浦内川、後良川、船浦湾、ジャングル Kichiなど
料金 :1名9,000円(税込)(16歳未満は保護者同伴必須)
対象 :西表島ホテル宿泊者(*小学校5年生以上推奨)
定員 :1日8名まで *最少催行人数2名
含まれるもの:レクチャー、「マングローブレポート」、インスタントカメラのレンタル、
フィールドワーク、マリンブーツ、昼食、ライフジャケット、防水バッグ、観光案内人
持ち物 :飲み物、サンダル、帽子
服装 :動きやすく汚れたり、濡れたりしてもよい服装
予約 :要。ホテルアクティビティデスクにて(TEL 0980-85-7111)7日前18:00まで受付
備考 :潮位や天候によって中止または内容が変更になる可能性があります。
星野リゾート 西表島ホテル
西表島ホテルは日本初のエコツーリズムリゾートを目指し、マイボトルの貸し出しやロードキル防止活動など環境に配慮しながら、世界遺産に選ばれた島の魅力と価値を感じるネイチャーツアーを、一年を通して提案します。
〒907-1541 沖縄県八重山郡竹富町上原2-2/客室数 139室
https://iriomotehotel.com/