高速PLC(電力線データ伝送)を使ったビデオサーバを発売
2005-07-07 10:00
日本ブレインウェア(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:伊東久雄)はCCTVカメラの映像及び音声信号を電力線を使って圧縮伝送可能な電力線通信用ネットワークカメラ‘NWC−300P’及びネットワークビデオサーバの‘NVS−301P’を日本に先駆けて韓国で販売を開始しました。
一般のネットワークカメラはインターネットに接続してPC、PDA、携帯電話などを通じてリアルタイムで映像の送受信とモニタリングができることに比べて、今回発売する製品は電源を供給する電力線を使って音声や映像データの送受信及びモニタリングができることが大きな特徴です。
電力線を利用できることから、室内・建物内にとどまらず、複雑な配線を伴う設備(例えばエレベータ)等に対しても、容易に設置することが可能となります。
この製品にはARM9エンベデッドプロセッサーを採用して2−23MHzの周波数帯域で最大24Mbpsの伝送速度の高性能通信チップを採用し、安定的な超高速通信を実現しました。また、1つのホストモデムに最大128台までのPLCビデオサーバ、PLCカメラを接続することが可能となります。
日本ブレインウェアは今月より、今回韓国の電力線通信に関した法令が施行されたのをきっかけに韓国市場での販売を日本に先駆けて開始し、下半期にはアメリカ、ヨーロッパなどに積極的に輸出することを計画しています。
また、日本市場にも法律的な基盤が整う予定の来年以降に製品の販売を計画しています。
=====================================================================
■本件に関するお問合せ先