“成安造形大学×京都dddギャラリー” グラフィックデザイン展『.communication』11/13開催
成安造形大学(所在地：滋賀県大津市)は、公益財団法人DNP文化振興財団の協力のもと、グラフィックデザインコース4年生と卒業生、教員とのコラボレーションによる展覧会「.communication(ドットコミュニケーション)」を、11月13日～11月28日の期間、京都dddギャラリー(所在地：京都市右京区)で開催いたします。
本展は、教育機関や研究機関との連携を深めて、若い世代にグラフィックデザインの魅力を伝えたり、デザインの歴史を再検証する活動に挑戦している京都dddギャラリーと成安造形大学が連携し開催いたします。学生たちが共有するビビッドなテーマ「コミュニケーションのズレ」について、学生、卒業生、教員がフラットな関係で取り組み、さまざまな視点から作品を制作し、発表いたします。「ポスト真実」の問題が叫ばれる昨今、コミュニケーションと情報伝達のあり方について、デザインや表現を通して軽やかに捉え直す試みです。
展覧会特設Webサイト： http://dc.mediadesignlab.net
会期：2017年11月13日(月)～11月28日(火)
休館：日・祝日
場所：京都dddギャラリー
時間：11:00～19:00(土曜日は18:00まで)
入場：無料
主催：公益財団法人DNP文化振興財団、学校法人京都成安学園 成安造形大学
企画コンセプト
私たちは大量の情報を手にすることができるようになり、あらゆる地域にあらゆる人が暮らし、あらゆる情報が存在することを知った。それらはあまりにも膨大であり、一人の人間が手にできる情報量には限りがあり、そのすべてを理解することはできない。
ある情報を一本の木にしたとき、その木を知るために葉に手を伸ばす人もいれば、枝や実に手を伸ばす人もいる。同じ「木」について知ろうとしても、それぞれが手を伸ばす範囲は異なり、得られる量も質も異なるだろう。
それは、あらゆる「ズレ」の原因になり得る−−−−。
私たちはその「ズレ」を埋めようと歩み寄ったり、ズレていることを認めたりしている。私たちはそれを含めてcommunicationと捉えることにした。
「.communication」展は、コミュニケーションとデザインを学ぶ私たちの視点を「.(ドット)」で接続し、作品を通して、もの、ひと、ことの多様なズレを見出す試みである。
＊出品者
成安造形大学 芸術学部芸術学科 メディアデザイン領域(※)グラフィックデザインコース4年生：
伊藤由利香、稲垣夏希、今川優美、小田真央、岸仁美、徳田千奈津、中村莉菜、長倉志皇里、長原梨奈、西尾光樹、長谷川瑠夏、廣田尚之、福島綺子、古屋舞子、水本あゆ美、村上万季
＊ディレクション
成安造形大学 教員：大草真弓、真下武久、南琢也
＊コラボレーター
成安造形大学 卒業生：浅野豪、岡澤理奈、岸本倫子、塩谷啓悟、鈴木大義、寺田駿志、外山央
成安造形大学 芸術学部芸術学科 メディアデザイン領域(※)グラフィックデザインコース3年生：岡田拓海
＊アドバイザー
成安造形大学 教員：藤田隆
※ メディアデザイン領域は2018年度より、情報デザイン領域に改編
オープニングパーティ
2017年11月13日(月)17:00～19:00
会場：京都dddギャラリー
入場無料、予約不要
party.communication
この企画は、パーティ形式でコミュニケーションの場を作る参加型作品です。展覧会の来場者の方々と作者をつなぐコミュニケーションの場を企画・提案します。
会場：京都dddギャラリー
入場無料、予約不要
＊2017年11月18日(土)15:00～18:00
出品者が出身地の地元の食をテーマに、作者の原点に触れる対話の場を作り上げます。
＊2017年11月25日(土)15:00～18:00
フードケータリング「VOLVER」の協力のもと、食とコミュニケーションのための空間をデザイン、提案します。
ケータリング：VOLVER( http://volver.jp/ )
students.communication
会場内に常駐する成安造形大学の学生が作品を解説
会期中毎日
■成安造形大学について( http://www.seian.ac.jp )
成安造形大学(所在地:滋賀県大津市仰木の里東4-3-1／学生数:約800名)は、芸術学部芸術学科6領域21コースを設置する芸術大学です。各領域で高い専門性を確立することを目指し、少人数教育の大学だからこそ実現できる、一人ひとりの適性に合わせた個別指導教育を行っています。また、地元自治体・企業・各種団体との産官学連携(年間約60件)による実践教育を実践するとともに、9の学内ギャラリーを回遊式の美術館に見立てた「キャンパスが美術館」、滋賀の歴史文化を研究し発信する「附属近江学研究所」などを擁し、地域文化向上の一助になることを目指しています。
