「Oracle Applications」最新版のすべてが「Oracle Fusion Middleware」対応完了

2007年1月31日ニューヨーク発 ―― オラクルは本日、6つの大陸で24時間にわたり開催したグローバルのイベント「Applications Unlimited」において、「Oracle E-Business Suite」と、オラクルの 「JD Edwards」、「PeopleSoft」、および「Siebel」を含む「Oracle Applications」製品群の最新版による「Oracle Fusion Middleware」の動作保証をしたと発表しました。この対応により顧客やパートナーは、オラクルのすべての既存アプリケーションをさらに容易に統合、アクセス、分析、セキュリティ確保、および管理し、顧客企業によるアプリケーションへの投資価値の持続を支援するというオラクルの取り組みを活用できるようになります。

オラクルのアプリケーションの最新版での「Oracle Fusion Middleware」の動作保証により、ITおよびビジネス・ユーザーにはアプリケーションとミドルウェアへの投資に関してさらに緊密な統合、共通のアーキテクチャと管理の枠組み、および総所有コスト(TCO)削減といったメリットが生まれます。クラス最高かつ標準準拠のオラクルのミドルウェア製品群である「Oracle Fusion Middleware」には、「Oracle Application Server」、「Oracle Business Intelligence」、「Oracle SOA Suite」、「Oracle Business Process Analysis Suite」、「Oracle Identity and Access Management」、「Oracle Service Delivery Platform」、「Oracle WebCenter Suite」など、広範でビジネス・クリティカルなミドルウェア製品が含まれています。「Oracle Fusion Middleware」のコンポーネントを現在および将来のオラクルのアプリケーションとともに使用することにより、企業はサービス指向アーキテクチャ(SOA)へさらに容易に移行できるほか、ビジネス・インサイト(洞察)の強化、より高レベルのセキュリティ、およびコンプライアンス改善などのさまざまなメリットを得ることができます。

【未来への基盤】
「Oracle Fusion Middleware」は常に業界をリードする製品と位置づけられており、またその主要コンポーネントのひとつである「Oracle SOA Suite」はInfoWorld誌2007年1月22日号の製品レビューにおいて最高ランクの「Excellent」を獲得しています。審査員のジェームズ・ボルク(James Borck)氏は、このソフトウェアの「トップレベルのガバナンス、ビジネス・ルール、セキュリティ、およびビジネス活動の監視機能」および「導入しやすさと入手しやすい価格」をともに称賛し、このスイートを「大半のサービス指向型アーキテクチャを効果的に開発し、セキュリティを確保するための、今日市販されているうちで最も包括的かつ使いやすい製品であることは疑いない」と評しています。

本日、「Oracle Fusion Middleware」は「Oracle E-Business Suite Release 12」、およびオラクルの「JD Edwards EnterpriseOne 8.12」、「PeopleSoft Enterprise 9」、および「Siebel 8」製品を含む「Oracle Applications」の各最新版での動作が保証されました。「Oracle Fusion Middleware」は、標準規格の採用、カスタム化やハード・コーディングによる統合の廃止、適切なスキル開発、およびより柔軟なSOAの採用をすることで、すでに「Oracle Applications」を使用中の企業による将来版へのアップグレードが簡素化されるよう設計されています。

オラクルのOracle Fusion Middleware担当バイスプレジデント兼チーフ・ストラテジー・オフィサー、ビジェイ・テラ(Vijay Tella)は、次のように述べています。「Oracle Fusion MiddlewareによるOracle Applicationsでの動作保証が確認されたことにより、オラクルの顧客には他では得られない優位性が生まれました。Oracle Applicationsの最新版あるいは従来版を展開している企業は、Oracle Fusion Middlewareを使用してアプリケーションのビジネス価値をシームレスに持続させることができるだけでなく、それにより業務を中断することなく複合型アプリケーションのビジネス・フローを導入し、より深いビジネスへの理解を促し、また全社から提供される情報を使用しより優れた意思決定を行い、機密情報を保護およびリスク軽減をするとともに、コンプライアンスの達成をさらに容易なものとします。」

【パートナー・エコシステムへのメリット】
今回の認証はシステム・インテグレータ、独立系ソフトウェア・ベンダー(ISV)、付加価値再販業、および付加価値販売代理店までにわたる、オラクルのパートナー・エコシステムにもメリットをもたらします。「Oracle Fusion Middleware」を使用することによりパートナーは「Oracle Applications」を他のカスタムおよびパッケージ・アプリケーションとリンクさせ、戦略的かつ再販可能なソリューションをより迅速に開発できるようになるため、開発に一般的に費やされるリソースの削減が図れます。また自社のアプリケーションによる「Oracle Fusion Middleware」での動作保証を受けているISVは、オラクルのアプリケーションに統合する前のポイントを組み込むことにより、顧客にとっての導入の障壁を減らすことができます。

●「Oracle Fusion Middleware」について
オラクルの包括的かつ標準準拠のミドルウェア製品群である「Oracle Fusion Middleware」は、ユーザーが異種混在のコンピューティング環境においてサービス指向アーキテクチャ(SOA)を採用し、管理することを可能にします。「Oracle Fusion Middleware」は、現在31,000社を超えるユーザーに活用されており、ユーザーには金融、通信、製造、小売、医薬、ヘルスケア、および公共部門の大手企業や組織が含まれています。「Oracle Fusion Middleware」は、市場をリードする独立系ソフトウェア・ベンダー、付加価値再販業者(VAR)、およびシステム・インテグレータを含め、9,000社に上るパートナー企業によって支えられています。

● オラクルについて
オラクルは世界最大の企業向けソフトウェア会社です。オラクルに関するより詳しい情報は、http://www.oracle.com をご覧ください。

● 商標登録
Oracle、JD Edwards、PeopleSoft、及びSiebelは、米国オラクル・コーポレーション及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標または商標です。その他のブランドまたは製品は、それぞれを保有する各社の登録商標または商標の可能性があります。

上記の事項は、オラクルの一般的な製品の方向性に関する概要を説明するものです。また、情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことはできません。上記の事項は、マテリアルやコード、機能を提供することをコミットメント(確約)するものではないため、購買決定を行う際の判断材料とはなりえません。オラクル製品に関して記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、オラクルの裁量により決定されます。

■本件に関するお問い合わせ先
日本オラクル株式会社 広報部 石川、野見山、玉川
Tel: 03-6238-8179 / Fax: 03-5213-6990 / E-mail: Junko.Ishikawa@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.co.jp/press/

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