南海トラフ地震等の地震発生を想定した災害対策訓練 近大奈良病院が消防・市役所・周辺医療施設等から派遣協力を受けて実施
近畿大学奈良病院(奈良県生駒市)は、令和6年(2024年)12月7日(土)、生駒市消防本部(奈良県生駒市)、生駒市役所(奈良県生駒市)及び周辺医療施設等からの派遣協力を受け、医師、その他医療関係者を含む約100名が参加する災害対策訓練を実施します。
【本件のポイント】
●生駒市消防本部、生駒市役所及び周辺医療施設等からの派遣協力を受け、約100名参加の災害対策訓練を実施
●能登半島地震で現地派遣されたDMAT隊員を中心とするトリアージエリア稼働訓練等を実施
●災害拠点病院として、消防や周辺他施設と協力し、さらに災害に強い病院をめざす
【本件の内容】
近畿大学奈良病院は、災害拠点病院(平成16年(2004年)3月認可)として災害派遣医療チームであるDMAT(Disaster Medical Assistance Team)を保有し、毎年、災害対策訓練を実施しています。令和6年(2024年)1月に発生した能登半島地震では、現地に2度DMAT隊員を派遣し、物資支援、患者搬送調整、要介護者の待機ステーション管理や医療行為が必要な方の搬送などを行いました。
本年度の災害対策訓練では、生駒市消防本部、生駒市役所と7つの医療施設(倉病院、阪奈中央病院、生駒市立病院、東生駒病院、田北病院、奈良厚生会病院、奈良県西和医療センター)、2団体(奈良県看護協会、奈良学園大学)から派遣協力をいただき、想定される南海トラフ地震等に備え、災害対策本部のスムーズな立ち上げ、トリアージエリア(多数傷病者受入エリア)の稼働、エアストレッチャーを使用した患者搬送などの訓練を行います。
【開催概要】
日時 :令和6年(2024年)12月7日(土)9:30~12:30
場所 :近畿大学奈良病院
(奈良県生駒市乙田町1248-1、近鉄生駒線「東山駅」から徒歩約10分)
参加予定:近畿大学奈良病院、生駒市消防本部、生駒市役所、倉病院、阪奈中央病院、生駒市立病院、東生駒病院、田北病院、奈良厚生会病院、奈良県西和医療センター、奈良県看護協会、奈良学園大学の医師、救急救命士、看護師等の医療関係者、関係職員及び看護学生 約100名
【スケジュール】
9:30 集合
9:45 発災
9:50 災害対策本部立ち上げ
10:00 トリアージエリア(多数傷病者受入エリア)稼働訓練
患者搬送用のエアストレッチャーを使用した搬送訓練
12:00 訓練終了・ふりかえり
12:30 解散
※予定であり、変更の場合があります。
【関連リンク】
近畿大学奈良病院
https://www.med.kindai.ac.jp/nara/