昭和女子大学が立教新座中学校・高等学校で学生TAによる授業を実施 男子高校生が自身の「アンコンシャスバイアス」に気づき、他者との関わり方を学ぶ
昭和女子大学 (学長 金尾朗:東京都世田谷区) と、私立男子校の立教新座中学校・高等学校(校長 佐藤忠博:埼玉県新座市) が連携して、同校の高校生に自身の「アンコンシャスバイアス (無意識の偏見) 」に気づき、他者との関わり方を学ぶ授業を9月12日(木)と10月3日(木)に行います。この授業では昭和女子大学生がTA (ティーチング・アシスタント) を務めます。
授業に参加するのは高校2年生 (在籍人数316人)で、昭和女子大学グローバルビジネス学部会計ファイナンス学科の小森亜紀子ゼミを中心とする学生22人がTAとなり、授業を展開していきます。同ゼミが男子生徒に対して実施してきたアクティブラーニング型の授業が、立教新座の高校生に刺激を与え、高校2年次3学期から制作する卒業研究論文のテーマを考えるきっかけになることを期待しています。
◆実施概要
【日 時】 ① 9月12日(木)10時45分 ~ 11時30分
② 10月3日(木)10時45分 ~ 11時30分
※両日ともに同じ授業内容となります。
【会 場】 立教新座中学校・高等学校 (埼玉県新座市北野1-2- 25 )
【テーマ】 「歩み寄るということ(アンコンシャスバイアス)」について
【内 容】
事前アンケートの男子高校生と女子大学生の回答の比較
女子大学生のファシリテーションによるアクティブラーニング
● ファーストジェントルマンになったらどうするか
(ジル・バイデン大統領夫人とハリス副大統領の夫のダグラス氏の例から)
● 話題となったCMについて考える など
昭和女子大学グローバルビジネス学部会計ファイナンス学科4年 大垣華琳さん
私たちはこれまで計4回の授業を3校の男子校生達と共に行い、家庭や職業の「役割」を言葉に起こすことで、普段気づきにくい「男女の性への無意識のバイアス」を表面化してきました。学校によって考え方の方向が少し違うのも授業の面白いところの一つなので、今回も新たな発見ができることを楽しみにしています。
【アンコンシャスバイアス(無意識の偏見)】 - これまでの取り組み
グローバルビジネス学部会計ファイナンス学科小森亜紀子准教授のゼミでは、2020年度から3つの私立男子中学校・高校とアンコンシャスバイアスについて考えるアクティブラーニング型の授業を実施してきました。女子大学生と男子中高生という普段接点のない存在同士で対話を重ねていくことで、互いに異なる価値観を持つ他者を理解することを目指しています。
本件に関する取材のお申し込み先
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