パイプ直管自動溶接機を導入 生産性の大幅アップと溶接品質の向上・安定化を実現
常石鉄工株式会社（本社：広島県福山市沼隈町常石1083番地、代表取締役社長：岡本 章）では様々な太さ（中口径/65Ａ～250Ａ）、長さ（700mm～6000mm）のパイプの直管自動溶接機を自社開発し、2014年10月から運用を開始しています。これまで作業者が行っていたパイプ直管溶接工程が、ロボットによる自動化で生産性は大幅に向上しています。当社開発の自動溶接機は、外部からのデータを直接取り込み、オペレーターによるデータ入力を必要とせず、作業の判別や溶接条件を自動で認識。作業者がスタートボタンを押すだけで、人の手を煩わせず自動溶接が可能です。常石鉄工ではパイプ直管自動溶接機の導入により、お客様からの高品質のパイプ製作の要望に柔軟に対応をできる体制が整備できました。
適用径 65Ａ～250Ａ
適用長さ 700mm～6000mm
適用品種 JIS・ANSI フランジ及びスリーブ全般
■常石鉄工株式会社について
創業から112年を迎えた造船・海運業を中心に事業展開するツネイシホールディングスのグループ企業です。常石造船と海外の造船事業現地法人に船体ブロックや舵、軸など船尾構造品を供給し、艤装工事を担っています。造船事業のほか、浮桟橋や橋梁などの陸上構造物も製造。若松スティール工場（福岡県北九州市若松区）では、電気炉など大型設備を活用した造塊、鋳鋼品製造事業を展開し、素材から加工まで一貫生産体制を整えています。電気炉などの大型設備のほか、自社で開発した産業用ロボットなどを最大限生かし、製造の効率化、商品の多様化を実現しつつ、フィリピン、中国、パラグアイに積極的に事業展開しています。
代表取締役社長：岡本 章
事業内容：舶用製缶・機械加工・パイプ一品管製作及び艤装工事・鋼塊・鋳鋼品製造
ホームページ：http://www.tsuneishi-iw.jp/
設立：1963年（昭和38年）1月
資本金：1億円
従業員：268人（2014年12月末現在）
事業拠点：
・本社事業所（広島県福山市）
・草深事業部（広島県福山市）
・若松スティール工場（福岡県北九州市）
関連会社：
常石(舟山)鉄工有限公司（中国 浙江省舟山市）
TSUNETETSU (CEBU), Inc.（フィリピン セブ島バランバン町）
TSUNEISHI PARAGUAY IRON WORKS S.R.L（パラグアイ国セントラル州ビリエタ市）
＜問い合わせ先＞
常石鉄工株式会社 草深事業部 パイプ製造部
ご連絡先 084-987-1323
