完全無農薬の自然米作りからSAKE造り!「GINTEN NatureB」 参加型プロジェクトにて待望のSAKEが完成!
参加型『SAKEコミュニティー』の完成
日本酒と料理ペアリングを提案し続ける吟天(小田切商事株式会社、本社:千葉県市川市南行徳2-5-12、代表取締役:小田切 崇)は、参加型プロジェクト「自然栽培米作りからSAKE造り」のSAKEが完成しました。今回は「GINTEN Nature B」の自然米作りと安全で本当の美味しさを追求したSAKE造りをご紹介します。
吟天SHOPサイト( https://ginten.tokyo/products/list?category_id=124 )
GINTEN NatureBプロジェクトへの想い
日本酒の素晴らしさをもっと広めたい、美味しい日本酒とは何かを常に追求し、さまざまなジャンルの料理とのペアリングにこだわり続けてきた吟天。そんな吟天の新たな挑戦は、美味しく安全なSAKEを飲み続けられる仕組みづくりです。
欧米では厳しい基準もあるオーガニックやbioを超えた、完全無農薬無肥料の自然米を使った、安心安全で純度100%の自然のSAKEです。日本酒の価値をさらに高める取り組みの一つとして、自然の先にある本当に美味しい日本酒を作り、世界へ、次世代へと繋げていきたい。
現在、高齢化が進み、後継の問題を抱える人手不足の農家の田をお借りすることで、畑作業の経験のない若者との縁を結ぶ。そこで育てた米を、各地の蔵元とつなげ、SAKEを作り続ける。
様々な人々の関わりにより作り上げられる酒を消費者がもっと身近に、実体験とすることが日本酒の裾野を広げることとなるのではないだろうか?
日本酒造りを取り巻く環境を“自然”でつなぐ輪を創り上げていく、その想いを込めて、「フランス語の自然=La nature、輪=Bague」の頭文字から、プロジェクト名をGINTEN NatureBと名付けました。
自然農法で作る酒米
自然栽培米とは、農薬と化学・有機肥料を一切使用せずに、自然エネルギー(太陽、水、土)のみで栽培されたお米のことを言います。そこで重要となるのは田と米の品種と作り方の選定です。
まず土地は秘境ともいえるような大自然が残る栃木県南部の芳賀郡茂木町、道幅も狭く木々の間を抜けてようやく辿り着く高台にある田を選定しました。蛍のように自然豊かな場所でしか生息できない、日本で一番小さなネズミと言われるカヤネズミの巣が田の中にあったことも決めての一つです。大自然からさらに野生味が溢れている田へ成長し続けています。
次にお米は皇位継承に伴う一世に一度の重要な儀式である大嘗祭(だいじょうさい)に選ばれた銘柄米“とちぎの星”です。食味ランキングで過去3度の最高評価の「特A」を獲得したとちぎの星は、ぷくっと大きく、豊かな甘さが特徴的なご飯として食べる飯米となりますが、日本酒にも使われた実績のある品種です。
中野式除草機で自然栽培米
自然栽培米とは、肥料は刈り取り残った茎と根のみで、農薬は除草剤や殺虫剤などを一切使用しないため、除草には人の手が非常にかかります。吟天は「中野水田除草研究所」が考案した中野式除草機を使用し、田植え後2週間おき2回の除草作業を行うだけです。その後は水の管理を農家さんに実施していただきます。
GINTEN NatureBプロジェクト運営側5名と一般応募の7名の計12名で、2022年の米作りプロジェクトを行いました。
一年間の工程
2022年
4月末 田植え
5月 草取り 2回
・田植えから2週間後 1回目
・さらに2週間後に 2回目
9月中旬 稲刈り
2023年
2月 SAKE造り
四方よしのコミュニティー
中野式の除草方法は、農家さんが一番大変でやりたくない除草部分を消費者に担当してもらうことで、農家さんの自然栽培への取り組みのハードルを下げる。また消費者に対しては除草という米作りに関わることで、お米への愛着や責任感を醸成します。今回のGINTEN NatureBプロジェクトは蔵元・飲食店に入手しづらい自然米を提供するメリットがあり、四方よしのコミュニティーが出来ました。
自然栽培米の実りの秋
倒伏もせず、大粒の栃木の星が実ってくれました。
雑草が無い分、稲が良く育ち、お米の粒も大きくしっかり詰まった良いお米でした。
秋の台風が心配で稲刈りの前週に撮影に行きました。しっかり実って、倒伏は一切無し。
台風接近で急遽2日前倒しで稲刈りしました。通常コンバインでの稲刈りですが、手刈りもさせていただきました。
GINTEN NatureBの自然米SAKE 2酒のご紹介
自然米の旨みを活かしたSAKEが2種類完成
・あまおうの甘みと酸味のバランスを表現した
『GINTEN NatureB 自然米&あまおう』
醸造場所:LIBROM(福岡市)にて醸造
・自然米玄米の旨味とホップのアロマのハーモニーを感じて欲しい
『GINTEN NatureB 自然米ホップどぶろく』
醸造場所:ぷくぷく醸造 立川氏により、木花之醸造所(浅草)にて醸造
ラベルデザインは自然米の田んぼに住まうかやねずみのしっぽがモチーフ。
田んぼの雑草や虫を主食とし、自然米栽培の小さな応援団です。
しっぽの絵柄は稲穂や水流、田んぼなどをマークで示し、パッチワークで表しています。写真のように、2つ並べるとハートに見えるデザインも自然や人とのつながりをラベルの中も込めました。
本物の大自然から生まれた新しいタイプのSAKE。是非ともご賞味ください。
以下基礎情報
●販売情報
・購入方法 通信販売 吟天SHOPサイト
・吟天SHOPサイト https://ginten.tokyo/products/list?category_id=124
吟天
会社概要
社名 : 小田切商事株式会社
所在地 : 〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町2-5-6大江戸ビル5階
設立 : 2015年
代表取締役 : 小田切 崇
URL : GINTEN NatureB
https://ginten.tokyo/gintenchefsake/project/1
通販サイト : https://ginten.tokyo/products/list?category_id=124
YouTube : https://www.youtube.com/channel/UCskeSREYbPm1ftGqQpyVIXg
問い合わせ先: info@ginten.tokyo
2015年創立。2年の準備期間を経て、2017年に酒販免許を取得し、飲食店卸販売とインターネット販売を主軸とする酒の小売販売を開始。若い蔵人と次世代の日本酒ファンをつなげ、日本酒の楽しみを後世に伝えることを目標に、日本酒セレクトショップ「吟天」を運営。飲食店卸販売とインターネット販売に加え、毎月複数の料理ジャンルにおけるペアリング食事会の開催や、一流シェフ・料理研究家とともにYouTubeやインスタグラムでペアリングレシピを掲載するなど、料理との相乗効果を重視した活動も展開してしいる。
GINTEN“吟天”
小田切 崇 プロフィール
1988年IBMに入社。カスタムエンジニアとして勤務する傍ら、当時有数の日本酒専門店へ足繁く通ううち、日本酒の奥深さへ魅了されていく。その傾倒は、25年前にはまだ、耳に新しい資格であったきき酒師を取得するほどとなり、蔵元での酒造り体験・自身で日本酒会を主催するなど、熱量が増していった。造り手である酒蔵の想いやその様々な環境に魅了される度に、この感動をともにしたいという日本酒への想いが募り、30年勤めたIBMを退職。使命感を持って日本酒を後世に残すため、「吟天」の取り組みをスタート。日本酒のペアリングを、飲み手目線で日本のみならず世界へ向けて発信し続ける。