見れば聞こえてくる!倉庫写真アルバム『ロストロフト』4月2日発売

失われた倉庫を求めて、山下埠頭をはじめ横浜・横須賀・芝浦の倉庫風景をめぐる記録

2025-03-31 11:30

株式会社カンゼン(東京都千代田区)は、見れば聞こえてくる!! 倉庫写真アルバム『ロストロフト』( 写真:安川千秋)を4月2日に刊行いたします。

失われた倉庫を求めて、山下埠頭をはじめ
横浜- 横須賀- 芝浦のロストな倉庫風景をめぐり歩く
まるで、音楽が聞こえてくるような、LP レコードサイズの写真集

『ロストロフト  横浜 - 横須賀 - 芝浦』書影

見れば聞こえてくる!! 倉庫写真アルバム

建築写真のスペシャリスト、安川千秋が1980 年代より
4 × 5 カメラを担いで、撮りためてきた地元・横浜〜横須賀の消えゆく倉庫風景の写真集。
明治の開国時代のシルク産業のための帝蚕倉庫にはじまり、富国強兵を支え、アメリカ軍の接収時代もあった横須賀の倉庫群、今は「横浜赤レンガ倉庫」として観光スポットになった新港埠頭、次期都市開発のため姿を消しつつあるミッド・センチュリーな山下埠頭そして、80 年代の東京湾の湾岸風景の残像ともいえる大黒埠頭と芝浦。
新しい都市と流通のため、気づかないうちに姿を消していく、「用の美」に満ちた倉庫風景が記録されています。
まさに、明治の横浜から昭和の芝浦へと 失われた時と風景をたどるショート・トリップ写真集になっています。

サンプルページ

ロストロフト
ロストロフト2
ロストロフト3
ロストロフト4
ロストロフト5
ロストロフト6
ロストロフト7

構成

  1. 山下埠頭
  2. 新港埠頭と周辺
  3. 帝蚕倉庫
  4. 大黒埠頭
  5. 横須賀 長浦
  6. 芝浦

安川千秋さんは、その、自ら美を主張しない倉庫のたたずまいに惹かれたに違いない。美のないところにこそ美を見つけ出す。
──川本三郎(評論家)

「見られるために作られたものじゃない」ことが、逆にその独特の風合い、忘れがたい存在感につながっているような気がする。
──飯沢耕太郎(写真評論家)

さらに年月が経つうちに、それぞれが経年変化を起こし、個性をもち、味わいを与える。
赤錆びや汚れ、表面の剥離、壁の亀裂、部材の破損、落書きなどは、意図せざる装飾というべきものだ。
──五十嵐太郎(建築史)

プロフィール

■安川千秋(やすかわ ちあき)
1950 年 横浜市生まれ 1974 年 中央大学商学部 卒業 株式会社住宅新報社入社「住宅画報」編集部 勤務 
1986 年 写真家として独立 日本写真協会 会員 日本建築写真家協会会員に所属。著書に写真集「倉庫 横浜・横須賀」ワールド・フォトプレス「風景の棲む場所」コダックフォトギャラリー、 共著に「横浜の土木遺産」「横浜の近代建築1」「横 浜の近代建築2」横浜市発行 「新・横須賀の歴史」 横須賀市発行 
個展 1986年 ヨコハマ・ベイサ イド「新宿ニコンサロン」 1995 年「BAY YARD  横浜大黒埠頭」銀座コダックフォトサロン 2002 年 「沈黙の丘 横須賀長井ハイツ」銀座コ ダックフォトサロンなど、グループ展多数

書誌情報

書名:『ロストロフト  横浜 - 横須賀 - 芝浦』
ISBN:978-4-86255-752-0 
写真:安川千秋
ページ数:88P
判型:その他・規格外(31×31㎝)
定価:5,000円(税込)
発売日:2025年4月2日
出版社:カンゼン
商品URL:https://www.kanzen.jp/book/b10133651.html

【この件に関する問い合わせ先】

株式会社カンゼン
宣伝プロモーション部
担当:伊藤真
TEL:03-5295-7723
MAIL:ito@kanzen.jp

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