ITフリーランスに聞いた「コロナ禍における案件選び」意識調査
~リモートワーク可能であることが案件選びの前提条件に~
ギークス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:曽根原 稔人、以下ギークス)は、企業案件に参画するITフリーランス100名を対象に、「コロナ禍における意識調査アンケート」を実施しました。新型コロナウイルス感染症拡大により1回目の緊急事態宣言が発令されてから1年経過した今、ITフリーランスが案件を選ぶ時に優先するようになった条件、エージェントに求めるようになったことなど調査しました。
調査結果
調査結果①:案件を選ぶ時に優先する条件は「作業内容・技術環境(スキルアップできるか)」から「常駐する頻度(リモートでの参画が可能か)」に変化
コロナ禍以前は、「作業内容・技術環境(スキルアップできるか)」を重視していた人が最も多くなりました。「自分自身のスキルの向上」を目指して、ITフリーランスとして挑戦・活躍する人が多いことが伺えます。一方コロナ禍では、「常駐する頻度(リモートでの参画が可能か)」の優先順位が最も多くなりました。「リモートワークが可能であることが前提条件」として、案件を選ぶ人が増えたことが伺えます。
調査結果②:エージェントに求めるものは「契約条件(報酬金額など)を交渉してもらうこと」から「働く環境を調整してもらうこと」に変化
コロナ禍以前は、報酬金額などを含む「契約条件を交渉してもらうこと」を求めていた人が最も多くなりました。コロナ禍では、「働く環境を調整してもらうこと」を求める人が最も多く、次いで「市場感を知ること」を求める人が多くなりました。リモートワークにより常駐先での情報交換の機会が減っていること、インターネット上には情報が溢れ正しい情報かの判断が難しくなっていることなどから、働き方や市場動向の変化にアジャストしていくためのサポートを、エージェントに求める人が多いことが伺えます。
調査結果③:今後もITフリーランスを続けたい人は87.2%
今後の働き方として、「ITフリーランスを続けたい」人が87.2%となりました。ギークスで契約されている人で最も多い「1つの案件に週5日参画する働き方」でITフリーランスを続けたいという意向の他、「複数の案件をこなしていきたい」「個人でサービスをつくりたい」という展望を持つ人もいます。リモートワークに移行し、移動時間が削減されたことにより、他の案件にも挑戦したい人が増えています。
最後に
今回の調査では、新型コロナウイルス感染症拡大以降、ITフリーランスの方が「常駐する頻度(リモートでの参画が可能か)」を重視して案件を選択していることが分かりました。また、エージェントに対しては「働く環境を調整してもらうこと」や「市場感を知ること」を求める方が多いことも分かりました。
コロナ禍以前は、ギークスで紹介する案件の9割が常駐型でしたが、各企業でリモートでの受け入れ体制が整ったことで、現在は案件に参画しているITフリーランスのうち8割以上の方が、リモートワークを取り入れた働き方で活躍しています。また、リモートワークで活躍するITフリーランスの中には、「地方在住の方が首都圏の案件に参画する事例」や、「首都圏の案件に参画したまま居住地を地方に移される事例」も増えています。ギークスでは、ITフリーランスの方々が参画したい案件で希望の働き方を実現できるよう、参画先企業との詳細な調整を心がけています。
また、ITフリーランス向けに市場感に関する情報を気軽に収集できる機会として、月に1回オンラインセミナーを開催しています。「キャリアアップ」や「理想のライフスタイルの実現」など、時期にあわせて様々なテーマで行っています。現在は、個人の生活から企業組織のあり方まで刻々と激変する中で、ITフリーランスの方々が高いパフォーマンスを発揮し続けられるよう支援します。
調査概要
調査期間:2021年2月22日~2021年3月5日
調査方法:インターネット調査
調査対象:ギークスジョブご登録のITフリーランス
ギークスの「IT人材事業」とは
「働き方の新しい‟当たり前”をつくる」を事業ミッションに掲げ、ITフリーランスの働き方を支援し、企業とマッチングするサービスを展開しています。15年以上の支援による豊富なノウハウがあり、登録者数17,000名の日本最大級のエージェントです。ビデオ会議ツール・対面でのヒアリングでITフリーランスのスキルや志向性を正確に把握し、企業のニーズに応える最適なマッチングを実現します。ギークスが技術力をシェアするプラットフォームとなることで、雇用にこだわらない人材活用で社会のIT人材不足を解消します。
<提供サービス>
会社概要
会社名:ギークス株式会社
URL:https://geechs.com/
所在地:〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2-11-1 G-SQUARE10F
事業内容:IT人材事業、Seed Tech事業、ゲーム事業、x-Tech事業
代表取締役社長:曽根原 稔人