リサイクルレアアースを利用したリサイクルネオジムグラス「Re.Neo」新発売!
廃棄物から付加価値の高い商品をつくる「アップサイクル」の象徴
国立大学法人室蘭工業大学(室蘭市)と、株式会社マテック(帯広市)が共同で取り組んでいる「希土類(レアアース)」のリサイクル事業、リサイクル資源を使用した高付加価値の新商品であるリサイクルネオジムグラス「Re.Neo(リ・ネオ)」を2023年1月15日(日)から販売します。
概要
室蘭工業大学(室蘭市)と株式会社マテック(帯広市)が開発、販売を開始するリサイクルネオジムグラスRe.Neo(リ・ネオ)は、レアアース(希土類)の一種、ネオジムを混ぜ込んだ工芸グラスです。
光によって紫や水色に変わるのが特徴であり、ハイブリッド車(HV)のバッテリーに使用されているネオジムをリサイクルしたもので、ガラス工芸品の商品化は世界に類を見ない試みとなっております。
商品名は「再び新しく」という意味の「Re.Neo」(リ・ネオ)で、高温で溶かしたガラスを金属棒で巻き取って成形する伝統技法で製作しました。ネオジムは特定の光を吸収する性質があるため、グラスは太陽光では紫色ですが、蛍光灯の下では一瞬で水色に変わるという特性があります。
Re.Neoは、室蘭工業大学希土類材料研究センターが研究統括、廃車となったハイブリッド車(HV)のニッケル水素電池を株式会社マテックが工場で破砕、ネオジムを抽出し、深川硝子工芸(小樽市)が製品化しました。
リサイクルネオジムグラスRe.Neo(リ・ネオ)の販売価格は、16,000円(税別)で2023年1月15日(日)からMATEC PRODUCTS、MATEC PRODUCTS STORE(オンライン販売)、室工大カフェTENTOなどで販売を開始する予定です。
「Re.Neo」の特徴
- ハイブリッドカーのバッテリーに使用されているレアアース(ネオジム:Nd)をリサイクルしたもので、ガラス工芸品の商品化は世界に類を見ない試み
- グラスは太陽光下では紫色、蛍光灯の下では一瞬で水色に変化
- 高温で溶かしたガラスを金属棒で巻き取って成形する伝統技法で製作
商品概要
名称 :リサイクルネオジムグラス Re.Neo(リ・ネオ)
販売開始日:2023年1月15日(予定)
価格 :16,000円(税別)
販売店 :MATEC PRODUCTS、MATEC PRODUCTS STORE(オンライン販売)、室工大カフェTENTO(予定)
URL :https://store.shopping.yahoo.co.jp/matecproductsstore/?sc_i=shp_pc_store-item_strh (MATEC PRODUCTS STORE YahooShop店)
株式会社マテック
代表者:代表取締役 杉山 博康
所在地:北海道帯広市西21条北1丁目3番20号
設立 :1935年
URL :https://www.matec-inc.co.jp/
国立大学法人室蘭工業大学
学長:空閑良壽
所在地:北海道室蘭市水元町27-1
設立 :1949年5月22日
URL :https://muroran-it.ac.jp/
お問い合わせ先
国立大学法人室蘭工業大学 広報担当 宮下 慎也
電話:0143-46-5035 携帯電話:080-4505-6104
E-mail:koho@mmm.muroran-it.ac.jp