2013年から2017年にかけて浮体式生産システム(FPS)への支出額が総計910億米ドルに到達

2012-10-17 19:00
株式会社グローバルインフォメーション

株式会社グローバル インフォメーションは、Douglas-Westwoodが発行した報告書「The World Floating Production Market Forecast 2013-2017 (世界の浮体式生産システム(FPS)市場)」の販売を開始しました。

Douglas-Westwood(DW)社では、2013年から2017年までの期間に910億米ドルが浮体式生産システム(FPS)構築のために支出されるものと予測しています。この額はその前の5年間の支出額に対して100%の増額となります。このように支出額が伸びるのは、既存施設の移設でしのぐよりも新規の建造や 改装による建造の割合が増えること、物資の現地調達が多くなりコスト増となること、また、全体的な海上産業コストの膨張などの各種要因によるものです。

浮体式生産システムは油田やガス田を開発するコスト効率に優れた方法として今や世界中でしっかりと定着しています。水深500mを超える場所では、事業者として選択し得る方法は浮体式生産システムの他にはほとんど無く、原油やガスの採掘がますます深い海の方に進出するにつれて、この点が極めて重要な要素となってきています。DW社ではFPSの世界市場での支出額の63%が深海用FPS向けのものとなると見ています。

FPS市場の中ではFPSOが数の面でも(94施設)、また2013年から2017年にわたる予測設備投資割合の面(80%)でも最大の分野を占めるものとなっています。設備投資額の点ではFPSSがこれに次ぎ(10%)、TLPやスパーがそれに続いています。

ラテンアメリカが予測設置数の29%を、また設備投資額の37%を占めます。今日まで、ほとんどの施設はブラジル洋上でPetrobras社が経営する油田地帯に設置されており、この状況は今後も続くと見られます。ただしPetrobras社の海底油田の探査・採掘向け投資はかなり遅れる模様です。設置数の上ではアジアがラテンアメリカに次いで重要(24%)な地域となりますが、設備投資額の点ではアフリカも同様に重要な(182億米ドル)地域です。

同レポートでは、下記について分析を行っています。
◎設備投資額 - 2008年から2017年にかけての設備投資額。躯体、躯体上モジュール、また係留システム等、さまざまな構成要素毎の内訳も分析に含めています。
◎FPSの種類 - FPSO、FPSS、TLP、およびスパー
地域的分析 - アフリカ、アジア、オーストラレーシア地域、ラテンアメリカ、中東、北米、ならびに欧州
◎FPS経営事業者分析 - 主要なFPS経営事業者の過去、将来、また地域別の設備投資を分析
◎深海開発 - FPSのタイプ別、および地域別分析
◎発注年についての分析 - 年度ごとの設備投資額分析
◎FPSのサプライチェーン - FPSのサプライチェーンについての詳細分析。専門的な構成部品やサービスを提供する独立系の小企業から、大規◎模施設を取り扱う多国籍企業までを詳細に検証 、など

市場調査レポート: 世界の浮体式生産システム(FPS)市場
The World Floating Production Market Forecast 2013-2017
http://www.gii.co.jp/report/dw217636-world-floating-production-market-forecast-2012.html
出版日: 2012年10月04日
発行: Douglas-Westwood

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