NanoMarkets社が高度グレージングシステム市場についての新調査レポート発売をアナウンス

2012-10-25 18:30
株式会社グローバルインフォメーション

NanoMarketsによれば高度グレージングシステム(高度ガラス窓構成システム)市場はすでに年間約5億5000万米ドルの売上をあげており、この額は2015年までには倍額となると予測されています。高度グレージングシステム市場全体について見ると、2017年までに58億米ドル規模に到達する見込みです。

この市場は、エネルギーコスト削減とエネルギー効率の改善とを目指す動きに後押しされて拡大しています。また、改良したグレージング技術なしでは、ゼロエネルギービル指令を達成するのは容易なことではありません。NanoMarketsの調査レポートは、グレージングシステムに強く望まれていた進歩は、機能の追加と新材料との双方からもたらされると報告しています。

グレージングシステムに新たな機能を追加して行くことは、新しいビジネス収益源を生み出し続けることにつながります。ダイナミックグレージングは既に旧来の窓ガラス用フィルムに取って代わるものとなりつつあり、現時点でも年商5億米ドル以上を上げるものとなっています。高度グレージングシステムと照明管理システムとの統合化が目前に控えたビジネスチャンスとなっており、またNanoMarkets社では、窓ガラス機能と太陽光発電機能とを統合したもの、またさらにもしかすると照明をも統合したものが、数年以内にこれらの商品系列に加わって来るものと見ています。

新素材の分野では、高度化グレージング用窓枠の素材および設計の双方の改善が喫緊に必要なものであるとNanoMarkets社では見ています。そのような素材を提供しようという努力は、主として将来のR値10の窓を実現することに向けられています。R10の窓は強度と熱の伝達度について特別な要求事項を持つものですが、究極的には幅広い用途に使うことができます。今日使われている一般的な窓枠素材の一部は将来の高度グレージングシステム用には適しません。例えばアルミ窓枠は強くて見た目が美しくはありますが、断熱材としては良いものではありません。また今日広く使われているuPVC窓枠(無可塑硬質ポリ塩化ビニル窓枠)は製造時に極めて大きなエネルギーを消費し、有毒な材料を使用しており、またリサイクルも困難です。

NanoMarketsは、全く新しい窓枠素材としてビジネスチャンスを期待できるのは、さまざまな複合材やガラス繊維、またビニル材を用いた窓枠で、内部にスチールの棒材を入れて強化したものとなるだろうと信じています。新しい種類の断熱層も、将来性を見込めるもう一つの分野です。こういった新しい窓枠素材は、2015年までに年間3億2000万米ドル、また2017年までには年間8億1500万米ドルの売上を立てるようになるものと予測されます。

市場調査レポート: 先進ガラス張り構造市場
Advanced Glazing Systems Markets - 2012
http://www.gii.co.jp/report/nan250515-advanced-glazing-systems-markets.html
出版日: 2012年10月04日
発行: NanoMarkets

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