Frost & Sullivanはモザンビークの電力産業で民間部門の役割が大きくなることを予測

2013-02-15 14:00
株式会社グローバルインフォメーション

株式会社グローバル インフォメーションは、Frost & Sullivanが発行した報告書「2012 Updated Overview of Mozambique's Electricity Industry (モザンビークの電力産業の概要)」の販売を開始しました。

成長を続けるモザンビーク経済を支えるには信頼できるエネルギー供給が欠かせません。ところが、増大を続ける電力需要に対応できるほどの電力インフラは国内のほとんどの地域で不足しています。電力インフラは投資資金の不足に苦しんでおり、停電や部分的送電停止が常態化しています。

Frost & Sullivan 社の新しい市場分析によるとモザンビークの電力需要は年率14パーセントのペースで増大しており、また南部アフリカ電力取引市場(SAPP)内の地域的電力需要は2012年から2020年にわたって年ごとに1500 MWずつ増加してゆくものと見られます。

Frost & Sullivan 社のエネルギーおよび環境ビジネスユニットのユニットリーダーであるCornelis van der Waalは次のように述べています。「2020年までに5000 MW以上の発電能力が追加されることになっています。Mphanda Nkuwa発電所およびCahora Bassa 北岸発電所増設(Tete州内)という最大の発電所プロジェクトふたつがそれぞれ2019年と2020年に電力供給開始の運びとなる見込みです。

しかしながら、現時点では北部のCahora Bassa 発電所から南部にある首都のMaputoまでを直接結ぶ送電路が不足しており、このため発電電力はまず南アフリカに輸出し、それからより高いコストで輸入せざるを得ない状況にあります。

van der Waalは加えて次のように述べています。「適切な送配電インフラが不足しているということが、モザンビークでは電力産業に対する最大の足枷になっています。人口が広く分散しているため、送配電インフラを構築することが財政的に不可能ということもよくあります。オフグリッドでの電力供給がこの制約を克服できるソリューションとなります。」

オフグリッドの電力供給を行うことにより、孤立している地域社会でも電気を受け取れることになります。現在のところ、モザンビークで国の電力網に接続できている人口はたった18パーセントしかなく、この他に12パーセントの人々がオフグリッドの電力供給を通じて電気を得ています。

もうひとつの重要課題は低い電気料金の問題です。電気料金が安いため、電力会社は電力インフラの維持や増強に投資できるだけの十分な収益をあげることができていません。このことも、発電電力市場を、独立発電事業者(IPP)では参入のしようがないものとさせている要因となっています。

市場調査レポート: モザンビークの電力産業の概要
2012 Updated Overview of Mozambique's Electricity Industry
http://www.gii.co.jp/report/fs261150-updated-overview-mozambiques-electricity-industry.html
出版日: 2013年01月30日
発行: Frost & Sullivan

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