競合社の合併・提携による挑戦を受けるAllergan社によるシワ治療注射の世界的独占状態

2013-05-20 14:00
株式会社グローバルインフォメーション

株式会社グローバル インフォメーションは、米国の市場調査会社Millennium Research Groupが発行した報告書「Global Competitor Insights for Facial Injectables 2013 (世界の顔用注射剤市場における主要企業)」の販売を開始しました。

Millennium Research Group(MRG)によると、Allergan社は今後もシワ治療注射の世界市場を独占する見込みですが、競争相手の増加に直面しています。Allerganのボトックス化粧品は、ボツリヌス毒素(BTX)と一般的に同義とされており、Allerganは元来BTXの世界市場の長期にわたる独占から、市場のリーダーの地位を築きました。しかし近年、BTX市場に参入する競合社が増え、新たに皮膚充填剤の市場が発展する中、Allerganがシェアを維持するのが難しくなってきています。

シワ治療注射市場における合併や提携契約の数を考えるとこのことはより明らかです。例えば、人気のヒアルロン酸(HA)皮膚充填剤「Restylane」を製造しているQ-Medは、2011年半ば、Galdermaに合併されました。Galdermaはすでに多くの地域でIpsen社のBTX製品「Dysport」を流通させていることを考えると、同社は両方の製品をあわせて提供することで、Allerganのボトックス化粧品シリーズや、人気の皮膚充填剤「JUVEDERM」に対抗することができます。

Sanofi社も同時期に傘下のDermik LaboratoriesをValeant Pharmaceuticals Internationalに売却し、Dermikの人気ラインである非HA皮膚充填剤「Sculptra Aesthetic」の所有権を譲渡しました。さらに最近では、Valeant Pharmaceuticals Internationalは北米で「Restylane」と「Dysport」販売しているMedicisを買収しました。これにより、Valeant Pharmaceuticalsは3種すべてのシワ治療注射製品カテゴリの商品を利益の多い北米に提供する主力企業となります。

同レポートは、シワ治療注射の世界市場の概要と、トップ10メーカーの詳細な分析を取り上げます。調査対象とする地域は、北米(米国、カナダ)、欧州(フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、英国)、アジア太平洋(オーストラリア、中国、韓国、日本)です。

市場調査レポート: 世界の顔用注射剤市場における主要企業
Global Competitor Insights for Facial Injectables 2013
http://www.gii.co.jp/report/mrg170733-facial-injectables.html
出版日: 2013年05月01日
発行: Millennium Research Group

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