欧州のワクチン市場、Frost & Sullivanが成長を予測
株式会社グローバル インフォメーションは、Frost & Sullivanが発行した報告書「Analysis of the European Vaccines Market (欧州のワクチン市場の分析)」の販売を開始しました。
同レポートによると、欧州のワクチン市場の収益は2011年に63億6,000万ドル規模に達し、2018年には120億5,000万ドルに増加すると見込まれています。この間の複合年間成長率(CAGR)は、9.6%となる見通しです。
AIDSやマラリア、結核などの病気における満たされていないニーズ(毎年数百万人が発症し、医療費支出の増加につながっています)が、大幅な成長潜在力と未開発の市場機会を示しています。これが、R&D投資の増加、ならびに政府によるワクチン開発の支援を促しているのです。
「ワクチン業界の将来の成長は、成人用ワクチン分野によって促進される可能性がある」とFrost & Sullivanの上級リサーチアナリスト、Aiswariya Chidambaram氏は指摘します。「最近になって発売されたインフルエンザ・ワクチンおよびHPVワクチンの大きな成功が、市場参加者の成人用ワクチンに対する注目度を高めています。パイプライン上にあるワクチンの大半は、新しい抗原に基づき、マラリアや結核、デング熱、アレルギー、ヘルペスを標的とした新しく、革新的なワクチンです」。
ワクチンメーカーにとっては、病気の世界的流行の発生時に必要とされる容量の予測が、依然として特に大きな課題となっています。
「世界的流行やまん延、バイオテロなど、予期せぬニーズを考慮してのワクチン生産能力の推測が、欧州のワクチンメーカーの成長およびその維持に大きな影響を及ぼすとみられます」とChidambaram氏は説明します。「調達が入札で実施されることから、ワクチンメーカーは大きなビジネスチャンスを逃さないため、過剰在庫を維持することを強いられています」。
そのため、大幅な市場シェアの獲得を目指す市場参加者にとっては、容量要求の正確な推定と製品の差別化が決定的に重要です。
Chidambaram氏は、「欧州市場は本質的に、大きく細分化されています。市場参加者は生産能力を正確に予測し、有事における世界的なニーズを満たさなくてはなりません。それができることによって、各メーカーは競争において一歩リードし、余剰能力や能力不足から被る打撃を回避するのです」としています。
市場調査レポート: 欧州のワクチン市場の分析
Analysis of the European Vaccines Market
http://www.gii.co.jp/report/fs248352-analysis-european-vaccines-market.html
出版日: 2012年08月10日
発行: Frost & Sullivan
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