アウトバウンドダイヤリング市場の規模、勢力図、トレンド、ベストプラクティス、ベンダーに対するエンドユーザーの満足度、新たな規制などに光を当た調査レポート
株式会社グローバル インフォメーションは、市場調査会社DMG Consulting LLCが発行した報告書「2013 Outbound Dialing Market Report (アウトバウンドダイアラー市場調査)」の販売を開始しました。
同調査レポートは、ベンダー、製品、機能、技術、料金に関する情報に加え、市場のトレンドや課題、ベンダーに対するエンドユーザーの満足度、進化する規制環境、ベストプラクティスの導入などについての識見を提供するものです。
アウトバンドダイヤリング市場は、2003年に米国でDo Not Call(電話勧誘拒否登録)制度が実施されて以来の10年にわたる停滞期を脱し、復活の兆しを見せています。この制度は、アウトバウンドテレマーケティング市場に破壊的な影響を及ぼしましたが、その後電話加入者保護法(TCPA)が改定されたことで、ダイヤリングソリューションへの投資が復活しつつあり、ビジネスに悪影響を及ぼすことなく法令を遵守していくためベンダーとエンドユーザーが手を取り合う動きも生まれています。
規制環境の進化に加え、クラウドの普及、SMSやソーシャルメディアなどの新たなチャンネルに対応可能なアウトバウンドソリューションへのニーズといった要因も市場に影響を及ぼしています。
DMG Consulting社長のDonna Fluss氏は、「これまでずっと静かだったアウトバウンドダイヤリング市場がにわかに動き始めています。この分野では、規制の改定や技術革新などさまざまなことが起きており、長い歴史のなかで初めての活況期を迎えています。アウトバウンドダイヤリングは、適正に活用することができれば、極めて有効なビジネスの手段になります。このため、過去10年間ほとんど動きのなかったベンダーとエンドユーザーも、力を合わせて双方にメリットのある効果的な応用技術の開発に取り組むようになっています。エンドユーザーの多くは、長い間ソリューションをアップグレードしていなかったため、検討すべき課題や導入すべきソリューションは少なくないはずです」と語っています。
2013年半ばの時点で、世界では1万990の組織が263万5,756人のオペレーターを使ってアウトバウンドテレマーケティングを行っています。DMGでは、2013年のアウトバウンドダイヤリング市場の伸び率を5%、2014年から2017年にかけての年平均成長率を6%と予想しており、アウトバウンドソリューションの更新に伴う売上が成長を促す主な要因になると見ています。
同調査レポートは、アウトバウンドダイヤリング市場を完全に網羅したタイムリーなガイドとなっており、IT業界の一角を形成するこの市場に加え、主なダイヤリングソリューションのベンダー11社についても詳しく分析しています。
市場調査レポート: アウトバウンドダイアラー市場調査
2013 Outbound Dialing Market Report
http://www.gii.co.jp/report/dmg279575-outbound-dialer-market-report.html
出版日: 2013年08月30日
発行: DMG Consulting LLC
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