iPhone5のチップセット省略により、モバイル向けNFCの成長は2017年までに1億1,000万米ドルに取引縮小
株式会社グローバル インフォメーションは、Juniper Researchが発行した報告書「NFC Mobile Payments Market UpdateBusiness Models & Forecasts 2012-2017 (NFCモバイルペイメント・小売りマーケティングのビジネスモデル・予測:2012年~2017年)」の販売を開始しました。
【NFC小売取引価値の低下】
2017年までにNFC対応のスマートフォンの割合は前回予想をわずかに下回る程度とする一方で、前回1億8,000万米ドルだった世界的なNFCの2017年の小売取引価値は、1億7,000万米ドルに到達すると当レポートでは述べられています。
当レポートによると、AppleがiPhone5からNFCチップセットを省略することに決めたことが、小売業者や技術に対するブランドの自信を低下させ、店頭での販売の低下やNFCキャンペーンの縮小につながりました。このことは一方で、消費者に対してはNFCの存在感が薄まり、支払機会の損失が増え、短期的には「NFC均等」のサイクルを脅かします。
【北米および西欧における2年の遅れ】
「多くのベンダーがNFC対応スマートフォンを導入している一方で、Appleの決定は、特に新しいモバイルサービスについての知名度を広めたこれまでの功績を考えると、この技術にとって致命的でした。Appleのサポートなくしては、消費者や小売業者に対し、まったく新しい支払い方法を受け入れるよう説得することはより困難になると見られます」と、当レポートの著者、Windsor Holden博士は述べています。
当レポートでは、Appleの動きは、小売業者が店頭販売投資を遅らせていることから、前回の予測よりも取引価値に「2年の遅れ」が生じる北米と西欧の市場に大きな影響を与えるとしています。
【影響受けない韓国と日本】
反対に、日本、韓国のNFC中心地における小売取引は、この決定にほとんど影響は受けない模様です。Google Walletの導入も予想より少ないと見られ、米国におけるISIS NFC プロジェクトの立ち上げの遅れも、同様に市場にネガティブな影響を与えると考えられます。
当レポートのその他の調査結果:
◎Appleの決定に反し、ロンドンオリンピックやシンガポールにおけるNFCのモニターフィードバックは、いつサービスが広く導入されるのかに対する強い関心など極めて高い評価。
◎MasterCard、Visaともに、Giesecke& Devrient やGemaltoといった、複数のNFCのサービスソリューションやデータセンターを認証。
市場調査レポート: NFCモバイルペイメント・小売りマーケティングのビジネスモデル・予測:2012年~2017年
NFC Mobile Payments Market UpdateBusiness Models & Forecasts 2012-2017
http://www.gii.co.jp/report/jp243232-nfc-mobile-payments-retail-marketing-business.html
出版日: 2012年12月05日
発行: Juniper Research
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