サイバーソリューションズ、クラウドメール・サービス用ストレージを「Sun ZFS Storage Appliance」で刷新

日本オラクル株式会社
2013-07-02 11:00

日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、代表執行役社長 最高経営責任者:遠藤 隆雄)は本日、クラウド型メール・システムを提供するサイバーソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:秋田 健太郎、以下 サイバーソリューションズ)が、オラクルの統合ストレージ製品「Sun ZFS Storage Appliance」を採用し、同社の企業向けクラウドメール・サービスのストレージ基盤を刷新したことを発表します。

サイバーソリューションズは2003年から、企業向けメール関連ソフトウェアおよびサービスを提供しています。現在、同社サービスの利用社数は10,000社を超え、アカウント数も約100万の実績を有しています。2009年からクラウド型メール・サービスを市場投入するなど、クラウド型サービスを中心とした事業展開を進めています。

  • サイバーソリューションズ調べ

クラウドメール・サービス市場では低価格かつ高い利便性が求められており、サイバーソリューションズにおいても、自社システムのストレージ基盤の機器および運用コストをおさえながら、高速で安定したパフォーマンスを発揮するストレージ製品を求めていました。複数社のストレージ製品を検証した結果、ストレージの容量単価を従来よりも大きく低減させ、高いパフォーマンスを発揮するオラクルのNAS*ストレージの最上位機種である「Sun ZFS Storage 7420 Appliance」を採用しました。

  • Network Attached Storage

ストレージ製品の刷新によって、設定目標の2倍以上である100,000 IOPS*の性能を達成しました。処理能力が向上したことでパフォーマンス・レベルが安定化し、ストレージの実行容量120TB時の容量単価は80パーセント削減され、休日明けなどのアクセス・ピーク時の応答時間も20倍以上向上しました。また、従来稼動していたストレージ製品に比べ、「Sun ZFS Storage 7420 Appliance」はコンパクトなため、ラックの収容面積を3分の1まで圧縮し、消費電力削減など運用コスト全般の削減にも貢献しています。

  • Input/Output per Second: ハードディスクなどの記憶装置の性能指標の1つで、ある条件の元で1秒間に読み込み・書き込みできる回数
    ** サイバーソリューションズ調べ

サイバーソリューションズはこれらに加え、「Sun ZFS Storage 7420 Appliance」の以下の特長も高く評価しています:
 -ファイル・システムである「Solaris ZFS」により、すべてのディスク領域をプール型の仮想ボリュームとして管理することで、ストレージ機器全体を効率的に活用し、管理コストと初期投資を抑制

 -「Sun ZFS Storage Appliance」に付属する、ストレージの状態を監視するソフトウェア「DTrace Analytics(ディートレース・アナリティクス)」の機能であるワークロードの可視化とリアルタイム分析により運用の負荷を軽減

 -I/O処理性能の高さや拡張性、アクセス頻度に応じて高速アクセスのSSD(Solid State Drive)と大容量のハードディスクを使い分けるストレージ管理機能「Hybrid Storage Pool(ハイブリッド・ストレージ・プール)」により、高性能とコスト抑制の両立可能

●「Sun ZFS Storage 7420 Appliance」について
「Sun ZFS Storage Appliance」は、革新的なストレージ・アーキテクチャをベースに業界最高水準のパフォーマンス、密度、ストレージ分析機能に加え、容易な運用管理を実現しています。SSD(Solid State Drive)対応の「Hybrid Storage Pool」によりアプリケーションの応答時間が大幅に短縮され、ストレージの状態を監視するソフトウェア「DTrace Analytics」により最低限の操作でパフォーマンスを最適化できます。「Sun ZFS Storage 7420 Appliance」は、最大容量2.59ペタバイト(PB)まで拡張可能です。

●「Sun ZFS Storage 7420 Appliance」製品画像
http://japanmediacentre.oracle.com/ImageLibrary/detail.aspx?MediaDetailsID=239

●オラクルについて
オラクルは、クラウド環境と皆様のデータセンターの両方においてハードウェアとソフトウェアが連携して稼働するよう設計します。オラクル(NASDAQ:ORCL)に関するより詳細な情報については、http://www.oracle.com をご覧ください。

■本件に関するお問い合わせ先
日本オラクル株式会社 広報室 谷地田
TEL: 03-6834-4837 FAX: 03-6834-6129 E-mail: pr-room_jp@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.com/jp/corporate/press/

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