電気自動車テレマティクス市場は、2017年に14億米ドル規模に達する見通し

2011-12-27 10:30
株式会社グローバルインフォメーション

株式会社グローバル インフォメーションは、パイクリサーチが発行した報告書「Electric Vehicle Telematics (電気自動車用テレマティクス市場)」の販売を開始しました。

初期段階のプラグイン電気自動車(PEV)において、顧客にとって重要な機能は、駆動系コンポーネントではなく、むしろテレマティクスパッケージです。

テレマティクスによって、電気自動車のバッテリーや残存容量をチェックすることが可能となり、走行中のバッテリー切れという、ドライバーの走行距離不安を緩和する頼みの綱として、機能するのです。

さらに、バッテリーの充電状況に応じて、最も近くにある充電所の位置情報を提供するアプリケーションを多くのメーカーが開発しています。

パイクリサーチの当報告書によれば、今年販売されたPEVの9割近くは、少なくとも基本的なテレマティクスパッケージを搭載しており、さらに2017年には、その割合は94%にまで増加する見通しです。

2017年に、世界の電気自動車テレマティクスの年間売上げは、14億米ドルに達するとパイクリサーチは予測しています。

EVテレマティクス・サプライチェーンにおいて、重要な企業グループは、自動車産業外から参入してきたワイヤレス機器メーカーです。ワイヤレス機器メーカーは、自動車メーカーよりも短期間での製品開発に慣れています。

「ハードウェアメーカーは、ちょっとしたカルチャーショックを経験しています。」と、シニアリサーチアナリストのDave Hurstは、述べています。

「自動車の開発期間は通常8-10年ですが、ワイヤレス機器の場合、開発期間は僅か2-3年にすぎません。したがって、PEVテレマティクスシステムへのデータ転送は多くの場合速度の遅いGMS接続で十分可能です。しかし、ワイヤレスネットワークとの互換性を長期的に確保するため、ハードウェアメーカーのほとんどは3Gサービス用モデムの搭載を目指しています。」

基本的なテレマティクスパッケージは、緊急サービス、故障コール、充電所の位置情報、診断/車両モニタリングなど、単純なデータ接続を提供します。これら機能が、2017年までにほとんどのPEVにとって標準装備となるでしょう。

一方、多くの顧客は、より緻密なコネクテッドビークル(ネットワーク接続車)機能をテレマティクスに望むと予想されています。これにより、生の交通情報や天気情報、ストリーミングコンテンツ、ならびにクラウドコンピューティングベースのアプリケーションの提供が可能となります。

パイクリサーチのアナリストは、予想期間の末までに、PEVの8割は、コネクテッドビークルシステムを搭載すると予想しています。

このパッケージは高価格で、電気自動車テレマティクスユーザーの一人当たり平均売上げ(ARPU)を押し上げる見込みです。電気自動車テレマティクスユーザーのARPUは、現在の10.65ドルから2017年には13.27ドルになると予想されています。

当報告書では、プラグイン電気自動車(PEV)におけるテレマティクスの市場機会、技術、政府が市場に及ぼす影響、市場の成長を促す要因などを分析しています。さらに、2017年までの世界のPEV売上高、ならびに基本およびコネクテッドビークルテレマティクスの売上高の地域別予測、そして主要企業のプロファイルを提供しています。

市場調査レポート: 電気自動車用テレマティクス市場
Electric Vehicle Telematics
http://www.gii.co.jp/report/pike226495-electric-vehicle-telematics.html
出版日 2011年12月
発行: Pike Research

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