オラクルコーポレーション、アジアでの取り組みを積極化「オラクル・ワールド・北京」を開催〜アジアでのビジネス展開を視野に入れ、大規模なイベントでオラクルのビジネス戦略、技術力を紹介〜
カリフォルニア州レッドウッドショアズ発
世界最大の企業向けソフトウェア企業であるオラクルコーポレーション(NASDAQコード:ORCL)は、最新のビジネス戦略と技術を紹介するカンファレンス「Oracle World Beijing 2002(オラクル・ワールド・北京・2002)」を中国、北京にて開催することを発表します。これは、同社がアジア企業のニーズに積極的に対応することを目的に、中国で初めて開催する最大規模のイベントです。
本カンファレンスは、6月11〜14日の3日間、北京の「Kerry Centre Hotel(ケリー・センター・ホテル)」と「China World Hotel(チャイナ・ワールド・ホテル)」で開催され、オラクルの11年に及ぶ中国でのビジネス経験と、同地域に対する揺るぎのない取り組み姿勢を明確にしていきます。
「中国は歴史的とも言える変革の時期にあるが、このカンファレンスは来場者に、優れたビジネスプロセスが伴う、高度なビジネス環境の構築に必要な青写真を提供できるだろう。」また、「‘Oracle World Beijing’は中国の企業オーナー、経営者、技術者にとって、ソリューション導入による最良事例を間近で確認できる、意義ある第一歩となるだろう」と、オラクル社のアジア・パシフィック・ディビジョンの上級副社長であるデレク・ウィリアムス(Derek Williams)は語っています。
オラクルは、事業の2つ大きな柱である、最新プラットフォーム製品「Oracle9i」やモバイルテクノロジーと、アプリケーション製品群「Oracle E-Business Suite(オラクル・Eビジネス・スイート)」に、2つの明確な方向性を示しています。イベントに参加する経営者は、「Oracle E-Business Suite」が、どれほどビジネス効率を向上させ、コスト低減をもたらし、厳しいWTO(世界貿易機構)による競争圧力に対応できるように転換していけるかご理解いただけます。また技術者は、ITマネージャーおよびDBA向けの技術セッションや、開発者による「Oracle9i」を使用した、技術インフラストラクチャの構築、分散、管理の実務経験や“ハウツー”アドバイスを提供する技術セッションから多くを学ぶことができます。
本カンファレンスでは、Oracle会長兼CEOのLarry Ellison、Derek Williamsやオラクルの有力取引先や提携企業のプレゼンテーションが予定され、展示会場でオラクルの最も戦略的な提携企業60社以上が出展します。ビジネスと技術のセッションでは、ベスト・プラクティスの採用に対するオラクルの見解から「Oracle University(オラクル・ユニバーシティ)」による研修プログラムやオラクルの技術者認定制度「Oracle Certified Professional testing(オラクル・サーティファイド・プロフェッショナル)」、その他の特別プログラムまで幅広く公開します。
オラクル社のチーフマーケティングオフィサー兼上級副社長であるマーク・ジャービス(Mark Jarvis)は「アジア、特に中国は、最も評価の高いテクノロジと、最も実践的なビジネス戦略にアクセスすることを熱望しており、それがこのイベント開催への大きな弾みとなった」と言っています。また、「実質的に、当社はe-ビジネスへの橋渡し役をする。このイベントでOracleは、アジア地区における以前からの取り組みの実態を財政と技術の面から紹介するとともに、このショーで最も力を入れる点である、中国内外の顧客が何を手にして、どのようにして成功を収めたかの実例を取り上げる」と語りました。
本カンファレンス開催の発表は、同社の中国市場への進出とビジネス拡大の一環として、中国初の開発センタを深圳に設立するという先日の発表に続くものです。オラクルは、中国の地方自治体や地元企業との提携関係を強化して、中国国内向けソフトウェアの開発をサポートするため、ソフトウェア技術や経験を提供して行きます。オラクルは1991年から中国市場に参入しており、市場のニーズを理解するベンダーを高く評価する同市場で、強力な立場を維持しています。
我々が現在、中国で目の当たりにするのは、多くの企業がグローバルな企業になる可能性を探っていて、最新の技術を手に入れたがっていることであるとデレクは言います。「しかし、複数の企業が、すでに参入を果たしてかなりの長い期間が過ぎたベンダーの1社と手を組みたがっているが、これはアジアの企業ニーズでは了解されていることである。オラクルはアジアの顧客との長期の実績を活用して行く意向で、グローバル経済の中で企業活動が即座に展開できるように、中国を始めとするアジアにソリューションを提供して行く。」とデレクは語りました。
オラクルは2002年にグローバル・テクノロジ・イベントである「Oracle World」を、北京、コペンハーゲン、サンフランシスコの3都市で開催する予定です。これらのイベントと、コンパニオン・オンライン・カンファレンスでは、開発者、専門技術者、顧客、提携先企業、上級役員向けのフォーラムを開催し、最新の「Oracle E-Business Suite」の技術で実現可能な斬新な機能と、オラクルのソフトウェア製品で開発された新戦略の高度な実践方法を紹介します。オラクルは昨年、世界各地で開催したイベントで、10万人以上もの参加者数を得た実績もあります。
◆イベントのお申し込み・詳細
http://www.oracle.com/oracleworld/beijing/conference/index.html
■ 本件に関する報道関係お問合せ先:
日本オラクル株式会社 社長室 広報部/石川
TEL.(03)5213-6395 E-Mail Junko.Ishikawa@oracle.com
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