中国の核酸精製市場、予算増の見通しで研究者らの間には楽観的な展望

2013-05-17 20:00
株式会社グローバルインフォメーション

株式会社グローバル インフォメーションは、米国の市場調査会社Percepta Associates Inc.が発行した報告書「2013 Nucleic Acid Purification Dashboard Series 1 - China (核酸精製ダッシュボードシリーズ:中国)」の販売を開始しました。

中国の高い需要を活用する能力を持った生命科学ツールのサプライヤーにとって、同国市場は依然として魅力的です。当社は今年2月、生命科学分野における試薬と機器に対する向こう12カ月間の予算見通しについて、核酸精製(NAP)ユーザーらを対象としたアンケートを実施しました。表に示すとおり、同分野においては楽観的な見通しが示されています。NAPユーザーのうち、商業分野の75%、学術分野の64.5%が来年の予算増加を見込んでいます。

中国政府は、2020年までにバイオテクノロジーを国家の主要産業の一つとして育成させるための長期目標を設定しました。過去5年間の副首相在任中、バイオサイエンスの基礎研究に対する強い支持を示してきた李克強氏が新たに首相に就任したことから、今後も継続的に、バイオサイエンスへの投資が行われると期待されます。首相は2010年に中関村(北京)で、「中国は経済改革を加速させ、科学に関するイノベーションの能力を向上させる必要がある。最も優秀な能力を持った人材を誘致し、情報技術や生体医学、再生可能エネルギーといった新たな産業を数多く育成することに注力するため、今後も科学とテクノロジーの分野への投資を増額させる」と述べているからです。

■中国の核酸精製(NAP)市場に注目すべき理由:
・中国のNAP市場の各分野における競合情勢は、欧米よりも流動的。
・サプライヤーの変更頻度が欧米よりも高い。一部の製品分野では、2倍に上る。
・次世代シーケンス(NGS)向けのDNA調整やRNA調整など、4つの製品分野が2桁台の成長を見せている。

同レポートは、TiangenおよびQiagen、Life Technologiesを主要サプライヤーとして特定しています。しかし、その他にもこれらに次ぐ準大手のサプライヤーが数多く存在しており、中国市場が欧米市場よりも細分化していることを示しています。

また、同レポートはNAP市場の以下をはじめとする15分野について分析を行っています――次世代シークエンシングのためのDNA/RNA調整、細胞や組織からのRNA/DNA単離、全血検体およびFFPE検体、プラスミドDNA調製、メッセンジャーRNA、ミクロRNA、ゲル抽出、反応後精製。なお、中国の準大手NAPサプライヤーとして挙げられているのは、Corning/Axygen、BioTeke、Illumina、Promega、Roche、aKaRa/Clontechの6社です。

市場調査レポート: 核酸精製ダッシュボードシリーズ:中国
2013 Nucleic Acid Purification Dashboard Series 1 - China
http://www.gii.co.jp/report/pai269892-nucleic-acid-purification-dashboard-series-1-china.html
出版日: 2013年04月30日
発行: Percepta Associates Inc.

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