2020年までに2300万台近くのオートガス自動車が世界の道路を走行

2012-10-12 18:00
株式会社グローバルインフォメーション

株式会社グローバル インフォメーションは、Pike Researchが発行した報告書「Propane Autogas Vehicles - Liquefied Petroleum Gas Vehicle Availability, LPG Refueling Infrastructure, Engine Technology, and Fuel System Components: Market Analysis and Forecasts」の販売を開始しました。

一般にはプロパンとかオートガスという名前で知られている液化石油ガス(LPG)は、自動車用燃料としていくつかの極めて好ましい性質を持っています。燃やしたとき比較的クリーンで、貯蔵や運搬が容易であり、エネルギー量が高く、また多くの国で容易に手に入るという性質です。オートガスの1ガロンあたりのコストは多くの国でガソリンやディーゼルオイルより大幅に低額ですが、自動車用燃料として天然ガスへの関心が高まってきていることから、オートガス市場の将来成長が抑えられそうな形勢となっています。とは言っても、Pike Research社刊行の新市場調査レポートによれば、オートガス自動車の数はこれからの2010年代を通じて着実に増え続けると予測されています。同市場調査レポートでは、2020年までに2260万台のオートガス自動車が世界中の道路を走行することになると結論づけています。

「オートガス市場は、よく御存じの鶏が先か卵が先かという状況に陥っています。どんな燃料でも同じですが、手に入りやすさというのが市場成長の鍵となります。残念ながら燃料業者たちは、オートガスで走る自動車がそれに見合うだけの数に増えるのでなければ、オートガス補給インフラを拡張して行く必要は無い、という見方をしています。市場成長を促進し、オートガスを発展させるには、何らかの奨励策が必要となるでしょう。」上級リサーチ・アナリストのDavid Alexander氏はこのように述べています。

ディーゼルエンジンもガソリンエンジンも、内燃エンジンは簡単にLPGに対応させることができ、二つの燃料を併用できるようになります。またガソリンエンジンを完全にLPGだけで走るように改造するのは容易な作業で、特に高額な費用が掛かるわけでもありません。こういった改造は普通修理業者が手がけるもので、自動車メーカーはやりません。場合によっては自動車製造の最終組み立て工程でこういった改造を行うこともありますが、多くの場合、作業は主要な下請業者が自社OEM工場設備で行います。改造コストは国毎に大きく異なりますが、米国では改造コストはおよそ3000米ドルと見積もられています。

同レポートは、オートガス対応自動車改造市場のビジネス機会と課題とを分析しており、自動車のオートガス利用について検証し、そのような改造が最も広く行われている国々について紹介しています。また同レポートの調査内容には、2020年までに至る世界の地域市場別の部品販売予測ならびに取付作業コスト予測とともに、オートガス自動車化の利点や市場成長の促進要因、ならびに成長阻害要因の詳細な分析を加えています。

市場調査レポート: プロパンガス車:液化石油ガス(LPG)車の販売状況、LPG補給インフラストラクチャ、エンジン技術、燃料系統のコンポーネント:市場についての分析と予測
Propane Autogas Vehicles - Liquefied Petroleum Gas Vehicle Availability, LPG Refueling Infrastructure, Engine Technology, and Fuel System Components: Market Analysis and Forecasts
http://www.gii.co.jp/report/pike251022-propane-autogas-vehiclesliquefied-petroleum-gas.html
出版日: 2012年09月21日
発行: Pike Research

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