グリッド上のエネルギー貯蔵市場価格が2022年までに年間300億米ドルを超える見込み

2012-10-26 20:00
株式会社グローバルインフォメーション

株式会社グローバル インフォメーションは、Pike Researchが発行した報告書「Energy Storage on the Grid - Long Duration Energy Storage Systems: Compressed Air, Pumped Storage, NaS Batteries, Advanced Lead Acid Batteries, Flow Batteries, and Lithium Ion Batteries for Utility-Scale Storage: Market Analysis and Forecasts」の販売を開始しました。

次世代の揚水エネルギー貯蔵や圧縮空気エネルギー貯蔵、また新型バッテリーなどの進歩により、グリッド上のエネルギー貯蔵(ESG)に使用できる技術的な選択肢は大きく数が増えましたが、一方、それと同時にグリッド上に貯蔵したエネルギーの使い途も増大しています。電源構成比の変化が急速であり、また負荷状況もますます変動性を高めて行く中で、高信頼度で保証された電力を常に送り届けるのはグリッド事業者にとって大きな課題であり、このため今後10年間にわたってESGに対する需要は拡大を続けるものと見られます。グリッド上のエネルギー貯蔵の市場規模は2012年には極めて小さなものでしたが、Pike Research社の調査レポートは、2022年までに年間の市場価格が300億米ドルを超えるものになると予測しています。

同調査レポートは、世界全体を見たESGシステムの総電力容量は2022年までに約56,000メガワットに到達すると見ています。

「エネルギー貯蔵の重要課題の一つとして、グリッドの電力安定供給をコスト効率良くこなせるソリューションを提供するという課題があります。グリッド事業者や電力の消費者に対してエネルギー貯蔵が持つ価値というものを市場が認識して、それに対応できるよう市場構造が追いついて行かねばならない状況にあります。またそれと同時に、こういった新興技術の規模を拡大し、うまく商用化できるよう、産業界はビジネスモデルやサプライチェーンにからむ問題点を解決して行かねばなりません。」リサーチ・アナリストのAnissa Dehamna はこのように述べています。

上記調査レポートは、ESG市場におけるビジネスモデルがますます専門性を高める方向に移り変わっている重要な動きを示しています。具体的に言うと、最近の企業戦略決定事項や企業間提携の内のかなり多くのものが、技術ベンダ側でより絞り込んだ市場に注力するという方針を反映しているのです。多くの異なった市場や国すべてを相手にするのではなく、ますます多くの企業がその販売努力をひとつ乃至二つの市場や用途に絞り込み、エネルギー貯蔵サプライチェーンの中での自分の立ち位置を再調整しようとしています。

同調査レポートは、長期間のエネルギー貯蔵世界市場を分析し、用途分析予測手法を用いてこの急速に変わりつつある市場の市場規模および収益についての予測を行っています。ESG市場に関連した需要拡大促進要因、ビジネスモデル、政策、また技術的課題について総合的な評価を提供し、また主要企業の詳細な企業プロファイルを示しています。世界市場の売り上げや電力容量予測については、技術別予測や地域市場別予測も加え、2022年までに至る予測を行っています。

市場調査レポート: グリッドにおけるエネルギー貯蔵(ESG):長期エネルギー貯蔵システム(ユーティリティー規模用圧縮空気貯蔵・揚水貯蔵・NaS電池・先進鉛酸電池・フロー電池・リチウムイオン電池)
Energy Storage on the Grid - Long Duration Energy Storage Systems: Compressed Air, Pumped Storage, NaS Batteries, Advanced Lead Acid Batteries, Flow Batteries, and Lithium Ion Batteries for Utility-Scale Storage: Market Analysis and Forecasts
http://www.gii.co.jp/report/pike205761-energy-storage-on-grid-long-duration-energy.html
出版日: 2012年10月10日
発行: Pike Research

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