新興諸国の保健医療市場には携帯電話を活用した病気診断法が最適

2012-09-12 10:00
株式会社グローバルインフォメーション

株式会社グローバル インフォメーションは、Kalorama Informationが発行した報告書「Cell Phone-Enabled Diagnostics: mHealth Applications in IVD (携帯電話対応診断:IVD(体外診断)におけるmヘルスアプリケーション)」の販売を開始しました。

開発途上国が、質の高い保健医療システムを短期間に構築しようとする際、鍵となるのは携帯電話かも知れません。Kalorama Information 社は、携帯電話を活用した病気診断製品が最近の流行となっており、これが、臨床検査薬産業が新興諸国への販売目標を達成しようとするときの解決の鍵となり得ると述べています。Kalorama Information 社では、検査結果を素早く、また場合によっては遠隔診療をも提供できるよう、IVD (体外診断薬)製品と携帯電話技術とを結びつけることに既に深く関わっている45もの企業や財団について精査しています。Kalorama Information 社のこの最近の調査報告書によれば、こういった技術はBRIC諸国やその他の新興諸国において急激に成長を続けている保健医療システムがまさに必要としていたものであると伝えています。

携帯電話の活用度をますます高めている診断用製品としては、自己テストと血糖値管理に用いる糖尿病用スマートフォンおよびアプリ、デジタル化微生物検査用携帯電話、診断のための画像を送信する血液検査および組織検査製品、また特に伝染性の病気に着目した携帯電話活用の急速免疫検査製品などがあります。例えば血糖値検査分野でのほんの二例ですが、Roche 社のAccu-ChekR Glucose Buddy iPhone app や、Arkray 社のSmart e-SMBG Android appなどがあります。性感染症やその他の伝染病の検査製品が世界の保健医療で切望されており、現在大学や企業で開発が進んでいます。上記調査報告書は、こういった進展が、新興諸国から最速の収益増を獲得しようと目指すIVD産業にとってちょうど良いときにもたらされたと示しています。

「世界の人口のおよそ80%は携帯電話のアンテナ・タワーから電波の届く範囲内に暮らしています。このことは携帯電話技術なら、特に開発途上国において、保健医療インフラ不足のために埋められずにいるギャップを橋渡しできるということを意味します。携帯電話の助けを借りることにより、そういった諸国の国民にも保健医療が手の届くものになるということです。」Kalorama Information 社における診断薬産業の主席アナリストであるShara Rosen氏はこのように述べています。

同レポートは、先進国内の僻地や開発途上国におけるインフラ不足は、この種の製品にとっては実際のところ利点になるとも示唆しています。僻地や新興諸国市場において保健医療が限定されたものしか得られない場合、政府機関ではいつでもそこに最新の技術を適用することができます。こういった新技術を使えば、ポイント・オブ・ケア診断デバイスから得た、医療検査機関並の質の高い定量的検査結果を自動的に情報通信システムに乗せて、遠く離れた医療サービス機関に診断のために送ったり、電子カルテに送り届けたりすることができるようになります。

市場調査レポート: 携帯電話対応診断:IVD(体外診断)におけるmヘルスアプリケーション
Cell Phone-Enabled Diagnostics: mHealth Applications in IVD
http://www.gii.co.jp/report/kl249288-cell-phone-enabled-diagnostics-mhealth.html
出版日: 2012年08月15日
発行: Kalorama Information

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