創薬のためのバイオマーカー世界市場が2018年までに350億米ドルの収益を生み出す
株式会社グローバル インフォメーションは、GBI Researchが発行した報告書「Biomarkers in Drug Discovery - Integration in Early Stage Promotes Use of Companion Diagnostics to Optimize Therapeutic Outcomes (創薬におけるバイオマーカー)」の販売を開始しました。
バイオマーカー市場が大幅な成長を遂げる見込み
バイオマーカー世界市場はすでに定着した市場であり、技術の進歩や、創薬のためのバイオマーカー応用に関して有利な法的基準が制定されたことを受けて、2004年以来大幅な成長を遂げて来ました。
バイオマーカー市場規模は2004年には35億米ドルでしたが、年平均成長率(CAGR)にして20.1%の成長を続け、2011年には130億米ドルに拡大しました。収益の大部分はバイオマーカーを創薬、試験、および癌治療のための処方薬に適用するところから生み出されています。このようにバイオマーカーにとって癌治療は最大の治療応用分野の一つになっています。その他の主な治療応用分野としては中枢神経系(CNS)や心臓血管系(CVS)の疾患があります。
個別化医療とコンパニオン診断において高まる重要性
歴史的に見て薬剤の研究開発プロセスは症状に基づいた伝統的な手法がとられており、そこではある特定の薬剤が大多数の患者に対して効果があるかどうかを検討します。しかし何らかの副作用が現れた患者にとっては別の治療の方がより効果的かも知れません。このような伝統的な手法は「万能薬」モデルとか「巨大爆弾」モデルとして知られており、研究開発費が嵩んだり、開発期間が長期化したり、また製品の幅が限られてしまったりといった課題を抱えがちな手法です。さらにこのような薬剤は医薬品として承認されるまでのスクリーニングでふるい落とされる率が高いことから、多額の研究開発費を投じたにも関わらず承認される製品の数は少なくなってしまうという問題もあります。このようなことから個別化医療というやり方が生み出されました。これは、患者一人一人の遺伝情報に基づいて、各患者個別に的を絞った投薬治療を行うもので、創薬のコストや医薬品として承認を受けるまでの開発損耗率を低減することができます。コンパニオン診断も、患者に対する治療方針を決める際に医師を手助けできる分析 (試験や計測) 手法であることから、個別化医療実現のために重要な役割を果たします。
将来のヘルスケア要件を実現するため、Roche社は標的を定めた医薬品を開発し、また個別化医療を現実のものとできる戦略を構築しました。これによって既にさまざまな実績を達成し、多彩な医薬品群を製品化しました。
図はRoche社で採用されているコンパニオン診断開発プロセスを示します。
市場調査レポート: 創薬におけるバイオマーカー
Biomarkers in Drug Discovery - Integration in Early Stage Promotes Use of Companion Diagnostics to Optimize Therapeutic Outcomes
http://www.gii.co.jp/report/gbi254569-biomarkers-drug-discovery-integration-early-stage.html
出版日: 2012年11月09日
発行: GBI Research
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